2016年11月23日更新
●免疫力をアップ! ④湯船にゆっくりつかって、よい睡眠を
睡眠中に多く分泌される成長ホルモンには、細胞を修復・再生させる働きがあり、脳やからだの疲れを取り去るほか、代謝を促したり、病気への抵抗力を高めたりします。
もうすぐかぜやインフルエンザが流行する季節です。質のよい睡眠をとって、病気に負けないからだを作りましょう。
★ ついついやっていませんか?睡眠トラブルのもと ★
・ | 夕食から就寝するまでの時間が2時間以内 | |
・ | 就寝直前までネットを見たり、ゲームをしている | |
・ | 就寝直前までカフェイン飲料(コーヒー、紅茶、緑茶など)やたばこが手放せない | |
・ | 就寝前にアルコールを飲む習慣がある | |
・ | 就寝前に熱いお風呂に入っている、または、夜は入浴する習慣がない |
上記の項目は、すべて快眠を妨げる原因になりやすいライフスタイルです。それ1つで睡眠障害になるわけではありませんが、質のよい睡眠のためには、早めに生活を改善するのがおすすめです。
★ 入浴と快眠 ★
睡眠と体温には深い関係があり、からだの中心部の体温が下がる時、眠りに入りやすくなります。入浴で体温を上げておくと、体温が下がりやすくなり、寝つきがよくなります。ただし、熱いお湯は体温が上昇しすぎ、交感神経も刺激するので逆効果です。就寝の1時間前くらいに、38~40度程度のぬるめのお湯にゆっくりと入浴すると、リラックス効果も得られます。
お風呂はシャワーでさっと済ませるのではなく、湯船にゆっくりつかってリラックスできる時間を作りましょう。
ぐっすり眠るための快眠アドバイス
◆就寝前のカフェイン・たばこ・アルコールは避ける
カフェインやたばこのニコチンには、脳を覚醒させる働きがあります。また、アルコールは眠りを浅くするため、短時間で目が覚めやすくなります。いずれも、就寝前の3時間は控えましょう。
◆就寝前にはストレッチでリラックス
就寝前に軽いストレッチ等を行うと、リラックスして眠りにつきやすくなります。ただし、筋トレなどの激しい運動は逆効果。
◆就寝前に明るい光を浴びない
明るい光には目を覚ます効果があります。就寝時は寝室をできるだけ暗くし、メールやゲームは控えましょう。起床後は太陽の光を浴びて、すっきり目を覚ますことが大切です。
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。