2016年12月2日更新
●①冷え性を知って寒い冬に備えよう!
この季節になると冷えに悩まされる方が増えてきます。特に女性は気になる方も多いでしょう。調査によると、女性の約7割は冷え性に悩んでいるといわれています。
『万病のもと』と言われている冷えですが、体が冷えていると血行が悪くなったり内臓の機能が落ちてきます。むくみや肌荒れ、肩こりや腰痛といった美容や健康面に現れるさまざまな悪影響は、体の冷えに起因しているのです。
今年の冬はしっかり対策をして、冷えに負けない体づくりをしましょう。
◆どうして女性は冷え性になりやすいの?
冷え性になりやすい原因は、女性の生活習慣や体質にあります。
①筋肉が男性より少なく発熱量が少ないため
②肌が外気に触れる面積が多いスカートなどの服装
③朝食を抜く、肉類を食べないなどのダイエットで栄養が不足
④いったん冷えると温まりにくい皮下脂肪が多い
冷えを防ぐ4つの対策
◆冷え予防に効果的な食事をとる
・毎朝必ず朝食をとり、体の中から熱を作る。温かいスープやおかゆ等が理想。
・たんぱく質を多く含む、肉類、卵、大豆(納豆や豆腐)を摂取して、筋肉をつくる。
・飲み物には、体を冷やす作用のあるコーヒーや緑茶を避けて、紅茶やほうじ茶を飲む。
◆筋肉をつける
・熱を作る筋肉を増やす。基礎代謝が上がり、体が冷えにくくなる。
・ストレッチやウォーキングをする。余裕がない方は、電車で立つ、階段を上る等、小さなことから取り組む。
◆衣類で上手に保温する
・ストール、ひざ掛けや腹巻などで保温する。冷えに弱いお腹周りや首の後ろを温める。
・汗をかいたときに体が冷えないように、厚着を避ける。カーディガンやマフラー等を使って体温調節する。
◆しっかりお風呂につかる
・シャワーではなく、毎日湯船につかる。体の芯から温まることで冷えを改善させる。
・入浴は、お湯の温度は38~40℃で、時間は20分程度を目安にする。
インフルエンザの流行期に入りました
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。