2016年12月6日更新
●インフルエンザにご用心! しっかり対策をして、元気に過ごそう
今年もあと1ヵ月となりました。もうすぐクリスマスやお正月を迎える準備で慌ただしくなりますね。年末年始の準備も大切ですが、インフルエンザの対策はもうお済みですか?
愛知県では、昨年より約1ヵ月早くインフルエンザ注意報が発令されています。楽しく過ごすはずの年末年始に、インフルエンザで寝込むことのないよう、今からしっかり対策をしましょう。
インフルエンザとかぜって何が違うの?
インフルエンザはかぜによく似た症状とあわせて、38度以上の発熱、頭痛、全身の倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。免疫力が低下している方は、肺炎をともなう等重症になることがあります。
インフルエンザ | かぜ | |
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症状 | 38度以上の発熱 | 発熱 |
全身症状 (頭痛、関節痛、筋肉痛等) |
局所症状 (のどの痛み、鼻水、くしゃみ、せき等) |
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局所症状 (のどの痛み、鼻水、くしゃみ、せき等) |
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急激に発症 | 比較的ゆっくり発症 | |
流行の 時期 |
1月~2月がピーク | 年間を通じて。特に季節の変わり目や疲れている時等 |
インフルエンザから身を守るためにはどうしたらいいの?
普段から手洗い・うがいを念入りにすることに加え、バランスの取れた食事を摂り、早寝早起きをして体内リズムを整えることが大切です。
適度な運動は、血行を良くして免疫細胞の働きを活発にし、ウイルスに対する抵抗力を高めます。
また、部屋の空気が乾燥するとのどの粘膜が乾燥し、防御機能が低下します。濡れタオルを干す等して、湿度を60%前後に保ちましょう。
歯磨きでインフルエンザ予防を
「歯磨き・口腔ケア」がインフルエンザの予防に有効であることをご存じですか?
インフルエンザはウイルスが粘膜に侵入することで発症します。口腔内が不潔な状態だと、口の中の細菌はウイルスが粘膜へ侵入しやすくなる酵素を出します。その結果、インフルエンザに感染しやすくなると考えられています。
特に高齢者は、口腔内の雑菌が増殖しやすい傾向にあります。正しい口腔ケアを心がけて、インフルエンザ予防に役立てましょう。
インフルエンザ予防接種を受けよう
当組合では、10月からインフルエンザ予防接種の補助を行っております。ワクチンは接種してから約2週間後に効果が現れ、約5ヵ月続くとされています。まだ接種をされていない方は、早めの接種をおすすめします。
インフルエンザの流行期に入りました
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。