2016年12月21日更新
●冬至にはやっぱり、ゆず湯とかぼちゃ!
今日は1年の中で一番日が短い冬至ですね。昔から冬至には、お風呂にゆずを入れたり、かぼちゃを食べたりしていました。そこには元気に冬を越すための先人の願いが込められています。みなさんも冬至の習慣を取り入れてみましょう!
~ 冬至は開運の一日? ~
冬至を境に日の長さが切り替わりますが、太陽の力が最も弱くなる冬至を「陰」が極まる日ととらえ、そこから再び力が蘇ってきて「陽」に切り替わることから、冬至は『一陽来復』の日といわれています。太陽が生まれ変わることで運気が上昇すると、昔の人は信じていました。ゆずやかぼちゃが注目されるのも、もともと開運のための風習だったそうです。
ゆず湯は清めの儀式?
現代とは違い、昔は毎日入浴する習慣はありませんでしたが、冬至は特別な日なので、身を清めるための儀式として入浴をしていました。そのときに、強い香りが邪気を払ってくれるので、冬が旬で香りの強いゆずをお湯にいれて開運をはかっていたそうです。
ゆず湯の効能
- 血行が良くなり冷え性をやわらげる
- ビタミンCの免疫力で風邪を予防する
- ゆずの香りがストレスを解消する
かぼちゃが運を呼び込む?
食べ物でも縁起をかつぐために、「運盛り」といって「ん」の付く食べ物を食べると運を呼び込めるという言い伝えがありました。かぼちゃは漢字にすると「南瓜(なんきん)」。「南」の漢字が「陽」を連想させることもあり、好んで食されていたようです。
かぼちゃの効能
- βカロチンの免疫力でガンを予防する
- βカロチンが荒れた胃をやわらげる
- 鉄分、カルシウムで貧血を解消する
インフルエンザの流行期に入りました
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。