2016年12月27日更新
●③ストレッチで手足の先を温めよう!
冷え性の人にとって、冬はもっともつらい季節。気温が低くなると、からだを動かすのがついおっくうになってしまいますね。冷え性は、からだの中心部の体温を保とうとして、中心部から遠い部分の血流が悪くなるために、手足などに"冷え"の症状が現れるものです。そのため、からだを動かさないと血液の流れが悪くなり、手足がさらに冷えてしまいます。
そこで、冷え性の人におすすめなのが、ストレッチ。筋肉を伸ばすことで、血行がよくなり、手足の冷えの改善につながります。ストレッチでからだをポカポカにして、寒い日も元気に過ごしましょう。
~簡単にできるストレッチで手足の冷えを改善しましょう~
◎手の冷えをとる!
- 両手の指と指を合わせて伸ばす
- 両手を組んで手首をぐるぐる回す
- 片方を下に向け、もう片方で伸ばす
◎足の冷えをとる!
- 座った状態で、つま先を上に向ける
- 立った状態で、かかとを上下に動かす
- 足の指を曲げたり伸ばしたりする
~さらに血行をよくする、入浴後のストレッチ~
体がよくほぐれている入浴後は、ストレッチするのに最適です。全身を伸ばすなど、大きめの動作を取り入れて全身の血のめぐりをよくしましょう。
◎背中と腰のストレッチ
- 仰向けに寝て両ひざを立てる
- 両ひざを胸の前で抱えて引き寄せる
◎全身のストレッチ
- 仰向けに寝て両手を伸ばす
- そのまま全身を上下に伸ばす
- 十分伸ばしたところで力を抜く
★ ストレッチの効果を高めるコツ ★
- 呼吸は止めずに「鼻」から吸って、「口」から吐く
- 呼吸は、筋肉を伸ばすときに吐き、戻すときに吸う
- 反動をつけずにゆっくり伸ばす(20秒以上伸ばす)
- 伸ばす部位を意識する
インフルエンザの流行期に入りました
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。