2017年1月9日更新
●“成人”をきっかけに健康について見直そう
今日は成人の日ですね。新成人の皆様、おめでとうございます。
新成人の方はもちろん、すでに成人した皆さんも、社会生活を営んでいくうえで、自分自身の健康に責任をもちましょう。
『20歳から、お酒・たばこが解禁』となりますが、お酒・たばこについて考えてみましょう。
お酒
< お酒はちょうどいい量で >
1日にどれくらいのアルコールが適量かご存知ですか?厚生労働省では、「節度ある適度な飲酒」の量は純アルコールにして1日平均約20gとしています。これはあくまでも目安のなので体質やその日の体調などに合わせて、自分にとっての適量を見つけて、それを守って飲酒しましょう。
また、毎日お酒を飲むのは肝臓に負担がかかりますので、週のうち2日ほど「休肝日」を設けましょう。
<食べ物もいっしょに>
胃の中が空っぽな状態でお酒を飲むと、アルコールによる刺激で胃壁が傷ついてしまって、酔いも回りやすくなります。一緒におつまみなどの食べ物をとることで、消化液と食べ物の層ができて、アルコールの吸収を遅らせることができます。体内のビタミン、ミネラルはアルコールで失われるので、野菜類を多くとるのがおすすめです。
たばこ
< 禁煙にはメリットがいっぱい >
たばこには健康の観点から見るといいことはありません。がんをはじめ、心筋梗塞などの循環器疾患や呼吸器疾患など、生活習慣病を引き起こす原因となる、味覚が低下する、肌によくない等々です。たばこの臭いが嫌いな方も多くいます。喫煙していない方は、このまま禁煙を続けていきましょう。
< 喫煙者の方へ…たばこをやめるには >
タバコには常習性があり、喫煙者の70%はニコチン依存症という「病気」なのです。病気は意思の力だけで治すのは困難です。健康保険でみてもらえる「禁煙外来」を受診して、「治療」することもできます。
また、当組合で年2回実施している禁煙サポート事業もご利用ください。