2017年1月11日更新
●みんなで健康食習慣 ①和食ってすごい!
日本人の私たちにとっては当たり前の和食。実は海外からもとっても注目されているのです。2013年12月には「和食」がユネスコの世界無形文化遺産に登録されています。
そんな世界が認めている和食には、健康づくりに役立つすごい力が秘められているのです。
和食のすごさ ① ~ 一汁三菜 ~
和食はごはんを主食にして「一汁三菜」が基本です。野菜や魚、豆製品を使ったヘルシーな料理が多く、煮物や汁物などの具として一度にさまざまな食材を用いて構成されます。
主食のごはんは「炭水化物」、主菜から「タンパク質」、汁物と副菜から「ビタミン」「食物繊維」など、栄養バランスをとりやすい食事なのです。
和食のすごさ ② ~ 発酵食品 ~
和食に欠かせないのが、味噌、しょうゆ、酢、みりんなどの「発酵食品」です。発酵食品は、酵母菌やカビなどの微生物によって作られるので、さまざまな酵素が生きたまま食品に残っています。
その酵素が免疫力を高めたり、活性酸素を除去してくれたりと、私たちの健康づくりに一役買ってくれるのです。
忙しい日でも1日1回は和食を心がけよう
和食が健康によいのは分かったけれど、3つもおかずを用意するのは大変だな…と思った方もたくさんいらっしゃると思います。
きちんと料理をしようとすると手間もかかりますが、例えば、汁物に具をたくさん入れたり、混ぜご飯などにして、副菜としてカウントさせたり、今日は時間がないから冷ややっこや漬物を1品加えるだけでもよし!など、臨機応変に献立を考えましょう。