お知らせ
2017年2月7日更新

●冬の健康対策を万全に ①潤いを意識して風邪を予防

冬は空気が乾燥しているので、ウイルスが活発に活動をし、風邪を引きやすくなります。ウイルスが体内に入らないようにマスクをしている方もよく見られますね。

ウイルスの侵入を防ぐことも大事ですが、水分をしっかり摂って体内を潤すことも予防になります。

乾燥するこの時期、水分補給を心がけて元気に過ごしましょう。

水のバリア

のどの乾燥が感染症の原因に?

うがいくま

< 健康なのど >

のどの粘膜には線毛という毛のような器官が密生して振動しています。それを粘液が覆い、侵入したウイルスなどの病原体を体外に運び排除します。

< 乾燥したのど >

粘膜が乾燥すると、粘液が減り、線毛が荒れて動きが悪くなります。そうすると侵入した病原体を体外に排除しにくくなり、病原体が体に侵入してしまいます。

潤いを生活に

のどの乾燥などを防ぐには、室内の湿度を60~65%に保つことが大切です

湿度が60%未満になると、肌などが乾燥しやすいだけでなく、ウイルスも活発に活動しはじめます。ただし、加湿しすぎると、カビの繁殖を招いてしまいます。適度な湿度(60~65%)を保つようにしましょう。

やかん

< ぬれタオルや洗濯物を室内干し >

室内に、水滴が垂れない程度に絞ったぬれタオルを干します。乾燥したこの季節は、室内でも十分に乾くうえ、湿度を保てて一石二鳥です。

< やかんや鍋でお湯を沸かす >

もっとも手軽にできてオーソドックスな部屋の潤し方です。そのほかに大きいお皿にお湯を張って、テーブルなどの上に置いておくのも効果的。

< 浴室のドアを開けておく >

入浴後、浴室のドアを閉めずに開けておくと、浴室の近くの部屋に蒸気が入り、湿度が上がります。特に乾燥している時は、浴槽にお湯を少し張ったまま、ドアを開けておくのもOKです。

シロクマから水分が…

< お風呂にゆっくりつかる >

お湯につかると、皮膚だけでなく、目やのど、口が潤います。38~40度のぬるめのお湯にゆっくりとつかるのがおすすめ。風呂上がりには、からだの保湿も忘れずに。

< エアコンの向きを調節する >

エアコンの温風が直接当たると、乾燥します。扇風機やサーキュレーターを使って、空気を循環させ、温風がなるべく当たらないように。

加湿器

< 加湿器はこまめに掃除を >

超音波式や気化式の加湿器は、加湿器本体にカビが生えることがあります。掃除しないで使っていると、室内にカビをまき散らすことも。説明書などを読んで正しいメンテナンスを。

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 毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。

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