2017年2月24日更新
●冬の健康対策を万全に ④乾燥肌を防ぎましょう
外では冷たい風が吹き、室内では暖房で空気が乾いているので、肌が乾燥しやすい条件が揃っています。
年齢に伴って、肌にある水分や皮脂を保つ機能は衰えていきます。顔や手元は特に目に付きやすい場所なので、しっかりと肌の乾燥を予防して、瑞々しい肌を目指していきましょう。
「かゆみ」は肌が乾燥しているサイン
乾燥する冬は、肌に「かゆみ」を感じることがあります。これは、肌のバリア機能が弱くなっていて、外部からの刺激に対して過敏になっているのが原因です。
気温の低下とともに、新陳代謝が悪くなると、肌の角質層のターンオーバー(肌の表面からの古い細胞がはがれて、新しい肌が下から生まれてくるサイクル)が正常に働かなくなります。
すると状態の良くない角質層が形成され、肌の水分を保つ機能が弱くなってしまい、少しの刺激でも「かゆみ」を感じるようになってしまいます。
肌を乾燥から守るには「保湿」
乾燥肌を放置しておくと、肌の表面から水分が失われていき、ひび割れ、かさつきなどが起こってきます。そのようなトラブルから肌を守るためには、「保湿」が大切です。
乾燥した空気にあまり触れないように、室内では加湿器を使うなど湿度を保ちましょう。
外出するときは、リップクリームやハンドクリームをこまめに塗り直して、水分を逃がさないようにするのが効果的です。
< 乾燥しすぎを防ぐポイント >
- 熱いお湯での入浴や洗顔を避ける
- ボディーソープなどでの洗いすぎに注意
- 入浴後、肌が乾ききらない状態でクリームなどを塗る
- 加湿器を使うときは、湿度を50~60%にキープする