2017年3月10日更新
●眠気対策は良い睡眠から
暖かい春の陽気、ついついウトウトしてしまいますね。春に眠くなる理由の一つは、自律神経のバランスが崩れるためです。
自律神経は、体の緊張状態とリラックス状態を切り替える働きがあります。バランスが乱れると、その切り替えにも影響が出て寝つきが悪くなり、昼間も眠くなってしまうというわけです。
ぐっすり眠って、すっきり起きて、爽やかな春を楽しみましょう。
質の良い睡眠のために
決まった時間に起きよう
体のリズムを整えるためには、起床時間を一定にすることが大切です。睡眠時間が多少変化しても、一定のリズムで生活する方がからだにとっては優しいです。
朝日を浴びよう
太陽の光を浴びると、体内時計がリセットされます。晴れの日だけではなく曇りや雨の日でも効果があります。
体内時計とは?
人には、1日周期でリズムを刻む「体内時計」が備わっています。これにより、意識しなくても日中は心と体が活動状態、夜間は休息状態に切り替わります。睡眠についてはそのタイミングを決めるだけではなく、前もってホルモンの分泌や生理的な活動を調節し、睡眠に備えてくれます。
これらの準備は自分の意志ではコントロールできません。毎朝光を浴びて体内時計をリセットすることが、快眠につながります。
朝ごはんを食べよう
朝ごはんを食べると消化のために胃腸が目覚めます。また血糖値が上がるので、脳もしっかりと活動するようになります。
眠りやすい環境を作ろう
夜になったらお酒やコーヒーは避けて、スマートフォンは可能であれば電源を切ってしまいましょう。ぬるめのお風呂にゆっくりと入ってリラックスして、お風呂上りにはストレッチをしたり、アロマや間接照明などで眠りやすい雰囲気をつくりましょう。