2017年3月16日更新
●飲み過ぎに注意!お酒と上手に付き合おう
この時期は歓送迎会や期末の打ち上げなどで、なにかとお酒を飲む機会が増えている方が多いのではないでしょうか。
お酒はコミュニケーションツールやストレス緩和、食欲増進などの効果がありますが、楽しめるのは節度ある飲み方をしてこそ。
飲み過ぎて二日酔いになったり、体調を崩したりしないよう、適量を守ってお酒の席を楽しみましょう。
お酒の「適量」、知っていますか?
アルコールの適量は、一般的にはビール中びん1本、日本酒1合、焼酎0.6合程度です。ただし、これはあくまでも目安の数字。その日の体調や体質などによっては、この量でも飲み過ぎの場合があります。
自分の適量がどのくらいなのかをきちんと知っておきましょう。
お酒の席を楽しむための3つのポイント
空腹時はなるべくお酒を飲まない
- アルコールの吸収が穏やかになるよう、何かお腹に入れてからお酒を飲む。
(ヨーグルトや豆乳、ナッツなどがおすすめ) - 空腹のときは、度数の弱いアルコールを飲む。
お酒の飲み方を工夫する
- お酒の飲む量と種類を決めておく。
- 利尿作用を促すために水も一緒に置いておき、交互に飲むようにする。
おつまみの選び方に気をつける
- 塩分の摂りすぎに注意し、酢の物やマリネ、野菜スティックなどの料理を組み合わせる。
(食物繊維やミネラルの多い、野菜や海草類を多く取り入れる) - 油脂の多い肉や揚げ物などの料理は控えめにする。
- 豆腐や刺身、チーズや鶏のささみなど、肝臓の機能を高める高たんぱく質食品も意識して摂取する。
連日の飲酒は禁物!肝臓を休ませてあげよう
肝臓がアルコールを処理するまでには、適量の飲酒でも約6~7時間程度かかるといわれています。これだけの時間をかけて働いている肝臓を、毎日のように飲酒でフル稼働させていては、いつ支障が出てもおかしくありません。
お酒を飲む機会の多い方や、晩酌の習慣がある方は、週のうち2日ほど休肝日を設けて、体を休ませてあげることが大切です。