2017年3月31日更新
●花粉症にも! 医療費節約に「ジェネリック医薬品」を!!
病院や薬局でお薬をもらうとき、「ジェネリック医薬品」にすると、薬代を安くすることができます。
ピークを迎えている花粉症でお薬を処方してもらうときにも、ぜひ「ジェネリック医薬品」をお願いしてみましょう。効き目は新薬と同等ですが、価格が安いため、花粉症シーズンを乗り切る強い味方になってくれます。
安くて飲みやすいジェネリック医薬品
ジェネリック医薬品とは、新薬の特許が切れた後に他の医療品メーカーが開発した、主成分・分量が新薬とほぼ同じで、効果、効能も同等の処方薬のことです。安全性や有効性が新薬で確認されているため、開発にかかるコストや時間を大幅に抑えることができ、新薬よりも値段が安くなります。
また、ジェネリック医薬品は服用しやすいように工夫されたものが多数あります。大きくて飲みづらい錠剤は小さめに、苦みに抵抗を持たれやすいものにはコーティングを施すなど、子どもから年配の方まで、さまざまな患者さんが利用することについて考慮されています。
ジェネリック医薬品に変えるとどのくらい安くなるか知りたいときは
「かんたん差額計算サイト」に現在服用しているお薬の製品名を入力すると、ジェネリック医薬品に切り替えた場合、どれくらいお薬代を安くできるかを調べることができます。
ジェネリック医薬品に切り替えるにはどうしたらいいの?
まずは医師や薬剤師に相談してください。直接伝えにくい場合などは、受付で診察券・保険証と一緒に提示できる「ジェネリック医薬品お願いカード」や「ジェネリック希望シール」をご活用ください。
お手元にない場合や、複数枚必要な場合には、当組合業務課(TEL052-211-2439)までご連絡ください。
不安な方は、まずは「お試し調剤」で
ジェネリック医薬品を利用したことがなく、今までと違う薬を使うのはなんとなく不安に感じる方もいらっしゃると思います。そんな方は、「お試し調剤(分割調剤)」という制度をご利用ください。
この制度を使えば、1枚の処方せんで何回かに分けて薬を受け取ることができますので、まず最初の1~2週間だけジェネリック医薬品を試してみることができます。