2017年4月3日更新
●健康保険を知ろう ①健康保険のしくみ・役割
日本では、すべての国民がなんらかの公的な医療保険に加入する「国民皆保険」の制度をとっており、私たちはその中の「健康保険組合」に加入しています。
「健康保険」とは、業務外の病気やけが、出産、死亡などの「いざ」というときに必要な医療や現金を支給することで、私たちの生活上の不安をできるだけ少なくしていくための助け合いの制度であり、事業主と被保険者がお互いに保険料を出し合うことで成り立っています。
また、加入者の健康を支えるため、健康診断などの保健事業も行っています。
健康保険のしくみ
事業主と被保険者が健康保険組合に納める保険料をもとに、必要な保険給付や保健事業が行われています。
健康保険組合のメリット
加入者の声が反映されます!
健康保険組合は事業主と被保険者の代表によって自主的に運営されるしくみになっているため、加入者の声が反映され、実情にあった運営が行われます。
きめ細かな健康管理や健康増進事業が行われます!
加入者の年齢構成や男女比、かかりやすい病気などが把握され、それぞれに合った健康管理や健康増進事業が行われます。
「付加給付」が受けられます!
国で定められた給付に加えて、それぞれの健康保険組合が独自に定める上乗せ給付(付加給付)を受けることができます。