2017年4月19日更新
●健康保険を知ろう ④現金給付
健康保険では、みなさんが業務外のことで病気にかかったり、けがをしたり、出産・死亡した場合に保険給付が受けられます。
保険給付を行う方法には、「現物給付」と「現金給付」があります。現物給付は病気やけがを治すために提供される医療行為のことです。現金給付は療養に関わった費用をはじめ現金で支給される給付のことです。
現金給付は、次のようになっています。
病気やけがをしたとき
病気やけがで働けないとき
出産したとき
死亡したとき
高額療養費制度をご存じですか?
たとえば医療費が100万円かかってしまった場合、通常ならその3割の30万円が自己負担となりますが、「高額療養費」という制度によりあとから払い戻され、最終的な自己負担は87,430円(標準報酬月額28万円~50万円の場合)となります。
重いけがや病気など、「もしものとき」に負担を軽減することができる高額療養費制度について、ぜひご確認ください。