2017年5月19日更新
●毎月19日は「食育の日」。食中毒対策をしましょう
日中は汗ばむ日も増えてきましたね。梅雨の時期も迫ってきました。
気温や湿度が上がるにつれ、細菌やウイルスが繁殖しやすくなるので、食中毒が増えてきます。
重症であれば死に至ることもある食中毒。手洗いはもちろん、食品の加熱を十分に行い、調理器具は清潔な状態を保ちましょう。
毎月19日は「食育の日」。しっかりと食中毒の対策をして、家族そろって安全な楽しい食卓を囲みたいものです。
食中毒予防の3つのポイント
「つけない」「増やさない」
「やっつける」
ポイント1食器に食中毒菌を"つけない"
- 肉を焼くときには専用の箸やトングを用意し、口に入れる箸で生肉に触れない。
- 生肉を扱った調理器具は中性洗剤でよく洗い、熱湯や漂白剤で消毒。
- せっけんを使った手洗いの励行。
ポイント2食中毒菌を"増やさない" ように保存する
- 肉や魚などの生鮮食品は買い物の最後に購入し、帰宅後すぐに冷蔵庫へ。
- 解凍する場合は、常温ではなく冷蔵庫内で。
- 冷蔵庫の詰め込みすぎや開閉頻度に注意して、適温を保つ。
- 調理後、すぐに食べないものはよく冷ましてから冷蔵庫や冷凍庫へ。
ポイント3加熱して食中毒菌を"やっつける"
- 冷凍物では火の通りに時間がかかると知る。
(鶏もも唐揚げ/160~180℃の油で生肉は3分で75℃、冷凍肉は5分後も75℃を超えない) - 調理後に切ってみて、中心部までしっかりと火が通っているかを確認。
- レンジ調理では、途中かき混ぜるなどして加熱ムラを防ぐ。
もしも食中毒が疑われたら… すぐに医療機関を受診してください
受診までは、 ◆楽な体勢で安静にする ◆水分やナトリウムなどの電解質を補給する ◆自己判断で下痢止めや鎮痛剤を服用しない よう対処しましょう。 |