お知らせ
2017年5月29日更新

●5月31日は世界禁煙デー。「禁煙」にチャレンジしよう!

5月31日は世界禁煙デーです。世界では受動喫煙防止法が整備されている国が増えており、禁煙に対する関心は年々高まってきています。

日本でも2020年に東京オリンピックが開催されますが、喫煙スペースについて様々な議論が起こっています。

この機会に喫煙による健康への悪影響をしっかりと理解して、ご自身はもちろん、周りの喫煙者の方にも、禁煙を進めてみませんか。

喫煙に冷たい視線

たばこには毒性や発がん性のある化学物質が大量に含まれています!

たばこはどうやら健康によくないようだ…。その程度の認識で済ませてしまってはいませんか。わざわざ「世界禁煙デー」という日が設けられるのにはそれなりの理由があります。

たばこそのものには約3,000種類、たばこの煙には約4,000種類もの大量の化学物質が含まれています。そしてこの化学物質は、毒性発がん性を持っています。

含まれる化学物質(一例)

  • アセトン…ペンキ除去剤
  • ブタン…ライターの燃料
  • ヒ素…蟻殺虫剤
  • 一酸化炭素…排気ガス
  • ホルムアルデヒド…シックハウス症候群 など
肺に忍び寄るたばこの害

全身に引き起こすさまざまな病気

喘息/肺がん/COPD(慢性閉塞性肺疾患)/肺炎/膵臓がん/心筋梗塞/
脳卒中/食道がん/口腔・鼻咽頭がん/動脈硬化/高血圧/糖尿病/
妊娠・出産への悪影響/乳幼児突然死症候群/メタボ など

周りの喫煙者にも禁煙をすすめてみよう!

禁煙席にいこう

自分はたばこを吸わないから…と思っていませんか。禁煙デーにちなんで、自分の身近な喫煙者の方へ、体を気遣う気持ちを伝えて、禁煙のサポートを申し出てみましょう。

喫煙者の方も、ずっと禁煙をしたいと考えていて、きっかけを待っているかもしれません。


吸わない人にもできる禁煙サポート

1.時々ご褒美、褒めて伸ばす

「○日まで禁煙できたら…」というように約束をして、やる気を育てます。少しでも吸わないでいられたなら、とにかく褒めてあげましょう。高価なものでなくても、好物のおかずを用意するなど、まわりがお祝いをすることで、挑戦者は達成感を積み重ねていくことができるでしょう。禁煙継続の秘訣は"自信を持つこと"です。

2.環境を整備

タバコやライター、灰皿などの喫煙具は処分し、喫煙場所も掃除をしましょう。 処分が困難な場合は、吸わない人が預かりましょう。

3.禁煙グッズの購入

吸いたい気持ちを抑えるのに役立つものを購入しておきます。特に口寂しさを紛らわすために、歯ごたえがあり低カロリーのガムや昆布を選ぶといいでしょう。

4.声かけや気分転換も

禁煙を挑戦者一人の課題とせず、声かけや外出などで気分転換を図り、まわりも一緒に頑張るという気持ちで支えていきましょう。

5.落ち着くまでは我慢

開始から2週間は、離脱症状が強くなります。イライラや眠気に襲われることもあります。離脱でこのようにさせられているので、落ち着くまで少しの我慢だと思って様子を見ましょう。

「らくらく禁煙コンテスト」をぜひご活用ください!

当組合では公益財団法人日本対がん協会が主催する「らくらく禁煙コンテスト」に参画し、禁煙を成功させるためのサポートを行っています。

申込締切日 平成29年6月23日(金)
コンテスト実施期間 平成29年7月18日(火)~8月28日(月)
参加料 ワンコイン (500円)


再チャレンジで成功率もUP! あきらめずに挑戦することが大切

 禁煙治療で一旦は成功しても、約半数の人が再び吸ってしまうといわれていますが、その多くは再度チャレンジして、成功しています。禁煙に成功した経験があれば、「次は大丈夫」と思えたり、「再び吸ってしまったのはなぜか」など学習したりするので、成功しやすくなるのです。
  コンテストで使用するテキストでは、こういった研究結果を踏まえた行動療法で効果が確認された、禁煙の方法や継続のポイントを多数紹介しています。

禁煙のメリットを体験し、タバコから解放されよう

 「健康に良くない」頭ではわかっていても、なかなかやめられないタバコ。
 ならば「論より証拠」で禁煙のメリットを実際に体験することが、成功への手助けになりますよ。

禁煙に成功

禁煙に成功した人の声

・やればできるという自信がついた
・時間と貯金ができた
・カラオケで声がよく出るようになった
・部屋や服にタバコ臭がなくなった
・部屋に洗濯物が干せるようになった
・タバコの消し忘れを気にしなくて済むようになった
・体がだるくなくなった

など

花粉対策をお忘れなく!

花粉の飛散状況をチェックして、しっかり対策しましょう。

紫外線が強くなってきています。ご注意ください!