2017年6月7日更新
●喫煙をやめて歯を守ろう!タバコと歯周病
~らくらく禁煙コンテストでタバコをヤメよう!~
喫煙はがんのリスクを高めるだけではなく、歯周病のリスクも高めるということをご存知ですか?
歯周病とは、症状が進行すると歯を支えている骨が溶けていき、やがて歯が抜け落ちてしまう病気です。日本人が歯を失う原因の第1位でもあります。
喫煙者は喫煙本数によって、吸わない人に比べて2~6倍歯周病になりやすいといわれています。
大切な歯の健康を守るためにも、禁煙をはじめてみませんか?
喫煙を続けていると、重症化するまで気づけないことも!
歯周病はもともと自覚症状が少ないため、気づきにくい病気です。
初期は歯肉の炎症や出血などの症状が現れますが、喫煙者の場合は歯肉が固くなり、炎症がわかりにくくなります。しかし、実際には症状が進行しているため、気づいたときには手遅れになっている可能性があるのです。
しかも、喫煙により全身の免疫力が低下している状態なので、治療を始めても、非喫煙者と比べて治りが悪くなってしまいます。
歯周病は、重症化すると歯を失うだけでなく、糖尿病、心臓病、心筋梗塞などの健康被害を伴うことがあります。
喫煙で歯の健康を損なうことにより、全身の病気に繋がる可能性があるのです。
禁煙にチャレンジ!「らくらく禁煙コンテスト」に参加してみよう
喫煙を続けていると、歯周病にかかるリスクはどんどん上がっていきます。
しかし、禁煙することで歯周病にかかるリスクが下がり、治療経過も非喫煙者とほとんど差がなくなることがわかっています。
当組合ではみなさんの禁煙チャレンジをサポートするために、日本対がん協会主催「らくらく禁煙コンテスト」に参画しています。タバコのリスクを改めて確認し、ご自身の健康のためにも禁煙にチャレンジしましょう!
参加申し込みは6月23日(金)までです。みなさんのご参加をお待ちしております。