2017年6月19日更新
●事業所ご担当者のみなさまへ
平成28年度事業所別年間収支状況と
健診受検率のお知らせについて
日頃は、当組合の事業運営につきまして、格別のご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、このたび、平成28年度における各事業所様の健康保険の年間収支(保険料収入と保険給付費)状況表および過去3ヵ年の疾病統計表(組合全体)と、平成28年度の事業所別健診受検率のお知らせを6月16日(金)に各事業所様へ送付いたしました。
今後の健康管理や、健診受検率のさらなる向上を目指すための資料として、ぜひお役立てください。
平成28年度事業所別年間収支状況について
疾病統計表 (本人・家族別)
本人疾病統計表
<平成26~28年度の疾病統計表> | <平成28年度の月別疾病統計表> |
---|---|
※かかった医療費(平成26~28年度の合計)が多い順に番号をふってあります。
グラフをクリックすると、拡大(PDF)でご覧いただけます。
過去3ヵ年における本人(被保険者)の1人あたり平均医療費は、グラフ中に番号で示したように、
① 新生物(がん)
② 循環器系の疾患
が特に多くなっています。
次いで、③ 内分泌、栄養及び代謝疾患、④ 腎尿路生殖器系の疾患、⑤ 消化器系の疾患、⑥ 呼吸器系の疾患、⑦ 筋骨格系及び結合組織の疾患 などが上位を占めています。
家族疾病統計表
<平成26~28年度の疾病統計表> | <平成28年度の月別疾病統計表> |
---|---|
過去3ヵ年における家族(被扶養者)の1人あたり平均医療費は、グラフ中に番号で示したように、① 呼吸器系の疾患が特に多く、新生物(がん)や、循環器系の疾患なども高く推移しています。
呼吸器系の疾患は、月別で見ると、10月~4月にかけて特に多いことがわかります。「インフルエンザ」や「風邪」が増える時期なので、インフルエンザの予防接種に加え、しっかりとした手洗い、うがいなどを心がけることが大切です。
平成28年度健診受検率について
当組合の平成28年度健診受検率
1.被保険者 | 2.被扶養者 | 3.合計 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
受検者数 | H28年度 平均人員 |
受検率 | 受検者数 | H28年度 平均人員 |
受検率 |
受検者数 |
H28年度 平均人員 |
受検率 |
(7,445名) 10,192名 |
(7,856名) 10,893名 |
(94.8%) 93.6% |
1,066名 | 2,976名 | 35.8% | 8,511名 | 10,832名 | 78.6% |
当組合の平成28年度特定健診目標実施率 | ||||||||
92.0% | 69.3% | 85.0% |
※ | 「1.被保険者」は全被保険者の受検率(上段( )内は30歳と35歳以上の受検率) 「2.被扶養者」は30歳と35歳以上の受検率 「3.合計」は被保険者の上段と被扶養者の30歳と35歳以上の受検率 |
※ | 受検者数は、平成29年3月末現在における情報を基に作成 |
※ | 平成28年度の平均人員は、平成28年3月分から平成29年2月分の人員を基に算出 |
当組合の特定健診・特定保健指導 第2期の実施目標値と実績
第2期の目標値と実績 |
第2期 国の 参酌 基準 |
|||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
25年度 | 26年度 | 27年度 | 28年度 | 29年度 | ||||
1.特定 健診 |
被保険者 |
目 標 |
92.0% |
92.0% |
92.0% |
92.0% |
92.0% |
85% |
実 績 |
91.3% |
93.3% |
93.1% |
92.7% |
||||
被扶養者 |
目 標 |
40.0% |
50.0% |
60.0% |
69.3% |
69.3% |
||
実 績 |
34.3% |
35.8% |
37.1% |
36.9% |
||||
合 計 |
目 標 |
76.0% |
79.1% |
82.2% |
85.0% |
85.0% |
||
実 績 |
74.8% |
76.8% |
77.4% |
77.2% |
||||
2.特定保健指導 |
目 標 |
20.0% |
22.0% |
25.0% |
28.0% |
30.0% |
30% |
|
実 績 |
9.5% |
7.7% |
8.1% |
5.5% |
※ | 40歳以上75歳未満が対象 |
第2期(平成25年度~29年度)の目標値は、
② 特定保健指導実施率:30%
③ メタボリックシンドローム減少率:25%以上
後期高齢者医療制度への支援金にも影響します!
40歳以上の被保険者及び被扶養者を対象とした特定健診・特定保健指導では、国は医療保険者に対し、平成29年度の特定健診などの実施目標値を設定しています。
この目標の達成状況によっては、健康保険組合など医療保険者が負担する後期高齢者医療制度への支援金が、最大で10%減算、もしくは加算される仕組みになっております。
支援金の負担をこれ以上増やさないためにも、健診受検率を上げるとともに、健診結果を生かし、特定保健指導など健診後のフォローにも積極的に取り組んでくださいますようお願いいたします。
被扶養者の方がパート先などで健診を受けておられる場合は
健診結果のご提供をお願いします
特定健診では、被扶養者の方がパート先等で労働安全衛生法に基づく定期健診を受け、健診結果を医療保険者に提出された場合、その医療保険者が特定健診を実施したものと見なされ、受検率に反映される仕組みとなっています。
※ご提供いただきました健診結果等は、個人情報保護法のもと適切に管理いたします。
病気の予防に、当組合の保健事業を積極的にご活用ください!
健康を維持するには、常日頃から自分のからだの状態をしっかりと把握し、食事や運動などに気を配ることで、継続的に健康づくりに取り組むことが大切です。 生活習慣病やがんなどの病気も、定期的に健診を受けることで早期に発見できれば、治療できる可能性が高くなります。
当組合では充実した各種健診を実施し、さらに所見のある方へのフォローとして精密検査や保健指導を無料で実施するなど、皆様方の健康管理を積極的にサポートしております。各種健診を積極的に受検し、その結果や保健指導で受けたアドバイスをもとに、日常生活を定期的に見直しましょう。
★長期的な健康管理に、「健康管理ファイル」が役立ちます★
健診結果は1回分だけで見るのではなく、過去の結果とも比較しながら見てみましょう。そうすることで、からだの変化を数値で見ることができ、異常の早期発見につながることもあります。
毎年の健診結果の集積・活用に、当組合の「健康管理ファイル」をぜひご活用ください。