2017年8月1日更新
●熱中症には十分に注意しましょう
~暑い季節はスポーツクラブを活用しよう~
いよいよ夏本番になりました。毎日暑い日が続きますね。
この時期に気をつけたいのが熱中症です。自分は屋外で活動することが少ないから大丈夫だと思っていませんか。屋内で熱中症になることも多いので、誰もが注意する必要があります。
熱中症を防ぐポイントを改めて確認していきましょう。
熱中症予防のための
3つのポイント
①水分をきちんと摂る
「のどが渇いた」と思ったときには、すでに脱水が始まっています。のどの渇きを感じる前から、こまめな水分補給を心がけましょう。
また、汗をたくさんかいたときは、水分だけでなく塩分も補給することが大切です。スポーツドリンクなどは水分と塩分を同時に補給できますが、糖分を多く含むものも多いので、飲み過ぎないように注意しましょう。
なお、ビールなどのお酒は、アルコールに利尿作用があるため、水分補給には向いていません。
②暑さを避ける
熱のこもりやすい台所や換気の悪い浴室やトイレなどは、窓を開けて風通しをよくしたり、換気扇をこまめに回したりして熱を逃がしましょう。西日の当たる部屋はすだれなどを利用し、室内の温度が少しでも下がるように工夫をすると良いでしょう。
また、屋外に出るときはなるべく日陰を歩き、日光や地面からの照り返しにも注意しましょう。日傘や帽子なども効果的です。
③体力をつける
日頃から運動やウォーキングなど、汗をかく習慣を身につけていると、真夏の暑さにも対応できる体がつくられていきます。毎日の適度な運動と栄養バランスのとれた食事、十分な睡眠を心がけて、暑い夏をのりきりましょう!
こんな方は特に気をつけましょう!
- お子さま…体温調節の機能がまだ未熟であることに加え、地面からの照り返しを多く受ける。
- 高齢者…汗をかきにくいなど、体温を下げる反応が弱く、暑さを感じにくい。
- 調理する人…キッチンで火を使うと、熱と蒸気が発生して、高温多湿になる。
- スポーツをする人…筋肉が熱を発生させるのに加え、汗で水分、塩分が失われる。