2017年8月9日更新
●帰省や旅行の際は、忘れずに保険証の携帯を!
もうすぐお盆。旅行や帰省を予定している方も多いのではないでしょうか。
万が一旅行先でけがをしてしまったときのために、「保険証」を忘れずに携帯しましょう。
病院へ行っても、保険証を提出できないと、健康保険で治療が受けられず、医療費の全額を自分で立て替えることになってしまいます。
また、お薬手帳を持っている方は、一緒に携帯しましょう。
医療費の心配をしないで、安心してお盆休みを過ごしてくださいね!
大切な「保険証」 ― 取扱いにご注意ください!
- 突然の病気・けがに備え、「保険証」は常に携帯しましょう。
- 「保険証」は身分証明書としても通用するものですので、なくさないように注意しましょう。
- 「保険証」の記載事項を勝手に直したり(住所欄は可)、他人に貸したりしないようにしましょう。
●お薬手帳も忘れずに!
旅行先で病気になったときや救急のときは、お薬手帳があれば、現在服用している薬を正確に医師に伝えることができます。また、薬の重複や副作用の再発防止、飲み合わせに問題がないかなどのチェックにも役立ちますので、保険証と一緒に携帯するようにしましょう。
「第三者行為」で保険証を使ったときは忘れずに届出を!
第三者の行為によってけがをした場合、健康保険は使えます。しかしその医療費は原則、相手(第三者)が支払うものになります。
後日、健保組合の負担した医療費を相手(第三者)に請求しますので、「第三者行為による傷病届」などの必要書類を健保組合に提出していただくことになります。
「第三者行為」とは?
- 自動車同士など相手のいる交通事故(労災保険に該当する場合は除く)
- けんか
- 他人の飼い犬に咬まれた
など、第三者の行為によってけがをした場合をいいます。
海外で受診したときは
海外滞在中に現地の医療機関にかかった場合には、全額自己負担することになりますが、後日海外の医療機関で発行された診療内容明細書と領収明細書を添えて申請すれば、海外療養費として払い戻しを受けることができます。