2017年9月13日更新
●健康の維持と免疫力を高めよう ②バランスの良い食事と睡眠
まだまだ厳しい暑さが続いていますが、これから少しずつ朝晩が涼しくなってきて、一日の気温の変化が大きくなってきます。体調を崩さないためには、規則正しい生活が大切です。
「栄養バランスの良い食事」「良質な睡眠」を心がけて、かぜやインフルエンザなどに負けない体づくりを始めましょう!
栄養バランスのよい食事
かぜやインフルエンザの予防には、特にたんぱく質やビタミンを意識的に摂るとよいでしょう。たんぱく質は抵抗力を高め、ビタミンCには免疫力を高める作用があります。ビタミンAは鼻やのどの粘膜を丈夫にします。
肉・魚・野菜などをバランスよく食べることで、これらの栄養素をしっかりと摂りましょう。
水分補給も忘れずに
体中の水分が不足すると、血液の流れが悪くなって、体のすみずみまでうまく栄養素が運ばれません。また、のどが乾燥すると、ウイルスを排除する繊毛の働きも低下します。
水分もしっかり補給して、免疫力をアップさせましょう。
塩分を控えましょう
塩分は私たちの体になくてはならないものですが、摂取しすぎると高血圧や腎疾患などの原因になります。忙しいからといって、簡単に済ませられるファーストフードやインスタント食品に頼っていませんか。バランスよい食事を心がけましょう。
良質な睡眠
睡眠時間の乱れは、免疫力を低下させ、さまざまな悪影響をもたらします。毎朝起きた時にカーテンを開け、朝日を全身に浴びるようにしましょう。体内時計がリセットされ、規則正しい生活のリズムを作り、自律神経を整えます。
睡眠の質を上げるには、朝食と夕食を規則正しく摂ることも効果的です。朝食と夕食の時間をほぼ一定に保つことで、体内時計の代謝リズムのメリハリがしっかりつくようになります。
○○ この時期からのインフルエンザ対策が肝心です ○○
インフルエンザは普通のかぜとは異なり、感染すると高熱が出るなど、体への負担が大きく、症状が重いものです。予防対策として、日頃の健康管理のみならず、手洗い・うがいなどで感染を防ぐ習慣をつけることが大切です。
特に、夏バテなどで体力が落ちているこの時期、体の不調を引きずったままでは、かぜやインフルエンザにかかりやすくなります。十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけて、インフルエンザを予防しましょう。