2017年10月6日更新
●10月10日は目の愛護デー 目の健康を考えよう
「1010」を横に倒すと人の目の形に見えることから、10月10日は「目の愛護デー」とされています。
今年のスローガンは「めめ先生の目目チェック~右目・左目みてもらおう~目のことなら、お近くの眼科専門医で。」です。
パソコンやスマートフォンは私たちの生活には欠かせない便利なツールですが、目を酷使してしまう側面もあります。10月10日は「目の健康」について、改めて考えてみましょう。
目の状態は「片目ずつ」チェックしましょう
手に右きき、左ききがあるように、目にも「きき目」があります。きき目ではないほうの目に異常が起こった場合は、見え方の変化に気づきにくいことがあります。
また、きき目に異常が起こっても、もう片方の目で見えづらさを補っているため、両目で見たとき異常に気づかないことも。
そのため、自分で見え方の異常がないかチェックするときには、左右交互に片目を手で軽くふさいで、見え方に差異がないかどうかを確認するようにしましょう。
40歳になったら目の健診を受けよう
中年期以降は老眼だけでなく、緑内障や白内障といった病気も増えてきます。40歳になったら、1度は目の健康診断を受けましょう。
目の病気やリスクがあれば、医師に指示された頻度で定期的に検査を。特に異常がない人も、1~2年に1度受けることがすすめられます。
目の健康を守るために、
セルフケアを心がけましょう
食事はバランスよく
目に良いとされる食材は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンを豊富に含むブルーベリーなどのベリー類です。また、ビタミンAは、目を乾燥から守るはたらきがあります。
しかし、これらだけを食べれば良いというわけではなく、目の健康と体の健康のために、バランスの良い食生活を心がけましょう。
睡眠はしっかりと
体の疲れと同じように、1日の目の疲れは睡眠によって解消させましょう。
最低でも6~7時間の睡眠をとって、しっかり目を休めましょう。
目の体操をする
ぎゅっと閉じてぱっと開いたり、上下左右に動かしたりする動作を繰り返します。
まばたきによって目の乾燥を防ぎ、視線を動かすことで目の筋肉をほぐします。
ホットタオルを
当てる
温かいタオルをまぶたの上に乗せると、血液の流れが良くなり、目の周りの筋肉がほぐれます。
ただし、充血がひどいときや炎症を起こしているときはやめましょう。
パソコンで
作業するときに
ディスプレイは目線より下にすると、まぶたを開く面積が少なくなって目の乾燥予防になります。
ディスプレイと目の間は40cm以上あけましょう。
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。