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2017年11月10日更新

●11月14日は「世界糖尿病デー」 生活習慣を見直してみましょう

メタボ

11月14日は、インスリンを発見したバンティング博士の誕生日であり、その功績を讃え、この日を「世界糖尿病デー」と定めています。

現在日本では、総人口の15%を超える約2,000万人の糖尿病患者および予備群がいると推定されています。

糖尿病は放置しておくと恐ろしい合併症を引き起こす病気ですが、自覚症状が少ないことから、治療を受けないまま悪化する方が多いのが現状です。

予防には、食事と運動の両面から生活習慣を見直すことが大切。この機会に正しい知識を身につけ、糖尿病を防ぎましょう!

糖尿病ってどんな病気?

糖尿病はインスリンというホルモンの不足や作用の低下によって、血糖値の上昇を抑える働きが低下し、高血糖が慢性的に続く病気です。

血糖値が少々高いくらいでは、自覚症状はほとんどありません。しかし、血糖値が高い状態が続くと、網膜症や腎症などの合併症を引き起こしたり、人工透析を受けなければならなくなる可能性があります。

先生

あなたの生活習慣は大丈夫ですか?

血糖値が高くなるのは、食生活の乱れや運動不足が原因です。食事と運動習慣の両方を改善することで、糖尿病の発症・重症化の予防に効果があります。

健康診断等で異常があった方などは、毎年少しずつでも正常値に近づけていける様に少し意識してみてはどうでしょう。

食事

  • 1日3食を規則正しく、よく噛んで食べる
  • 朝食と昼食はしっかり食べて、夕食は控えめにする
  • 甘いものや油っぽいものを食べ過ぎない
  • 血糖値の上昇を緩やかにするため、野菜→肉・魚→ごはんやパンの順番で食べる

運動

  • ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動を習慣づけると、インスリンの働きがよくなります。筋トレと組み合わせるとさらに効果的です。
  • 運動する時間がとれない人は、1つ手前の駅で降りて歩く、階段を使うなど、生活の中で体を動かす機会を増やしてみましょう。

◆ 世界糖尿病デーのシンボルカラー、ブルーライトアップを見に行こう ◆

「世界糖尿病デー」には、「糖尿病へのさらなる認知・理解」と「糖尿病予防の重要性認識」の啓発を目的とした活動が世界各地で行われます。
 日本でも、各地の建造物が糖尿病啓発のシンボルカラーである「青」にライトアップされるほか様々なイベントが用意されています。ぜひお近くのライトアップ、イベントにご参加ください。

東海地方の「ブルーライトアップ」イベント

愛知県 糖尿病・内分泌内科クリニックTOSAKI 11/2(木)~11/14(火)
いしやま内科クリニック 11/1(水)~11/30(木)
名古屋城 11/14(火)
岡崎城 11/13(月)~11/19(日)
名古屋セントラル病院(1Fエントランスホール) 11/13(月)~11/17(金)
豊橋市薬剤師会館 11/14(火)~11/20(月)
三重県 伊賀上野城 11/14(火)
静岡県 あそうクリニック 11/7(火)~11/21(火)
韮山反射炉 11/10(金)~11/14(火)
静岡市駿府城巽櫓
沼津港展望台
掛川市掛川城
浜松市浜松城
清水エスパルスドリームプラザ観覧車
11/14(火)
南一色セントラル内科 11/13(月)~11/29(水)
沼津港大型展望水門「びゅうお」
11/13(月)~11/19(日)

インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から

毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。

インフルエンザ予防接種はお早めに!!

ワクチンが十分な効果を維持する期間は、接種後2週間から約5ヵ月とされていますので、流行前の遅くとも12月中旬までには予防接種を受けましょう。