お知らせ
2017年12月7日更新

●寒い日はお風呂でゆっくり体を温めましょう

入浴

寒い季節になってくると、1日の最後に温かいお風呂に浸かるのがとても気持ちいいですね。

日本人が大好きなお風呂ですが、実はお風呂にはいろいろな効能があることをご存知ですか?目的に合った入浴方法をとることで、その効果をアップすることができます。

お風呂でしっかり体を温めて、たまった疲れをリフレッシュしましょう。

①温熱による自律神経のコントロール

入浴で温められた体は血行が良くなることで新陳代謝が活発になり、体内の老廃物や疲労物質を排出しやすくなります。自律神経もコントロールされるので、お湯の温度を変えることで体調管理ができます。

②浮力によるリラクゼーション

水中では体重に浮力が働き、約9分の1になります。体が軽くなると、筋肉の緊張がほぐれてリラックスするので、動きにくくなっている関節を動かすリハビリテーションや筋肉のマッサージに効果的とされています。

③水圧による血流促進

湯船に浸かるだけで腹部に水圧がかかって、横隔膜が押し上げられて肺の容量が減ります。そのため呼吸数が増え、心臓が活発に動きます。また、水圧で足元に滞っていた血液が心臓に向かって押し上げられ、循環が良くなります。足のむくみ、疲労回復に効果があります。

その日の調子で入浴方法を変えてみよう

ぬるめのお湯にゆっくりと浸かることが疲れをとるには効果的ですが、その日の調子によっては、熱めのお湯に浸かるほうが適している場合もあります。体調や症状に合わせてお湯の温度や浸かる時間を調節してみましょう。

神経を使う仕事でストレスがたまったときや安眠したいとき

湯温 40度以下のぬるめのお湯
時間 10分以上ゆっくり入る。
入浴法・効果 ぬるめの湯は副交感神経の働きを活発にし、興奮をしずめ全身をリラックスさせるので、疲労回復に役立ちます。

事務系の仕事で、頭は疲れているけれど体は疲れていないとき

湯温 熱めのお湯
時間 3~4分入り、汗をかいたら上がって2~3分休む。これを2~3回繰り返す。
入浴法・効果 新陳代謝を促進して頭の疲れをとります。

スポーツの後などで肉体的な疲労が激しいとき

湯温 42~43度の熱めのお湯
時間 短時間。
入浴法・効果 発汗によって血液中の疲労物質(乳酸)が少なくなります。また、利尿作用も高まり、新陳代謝が活発になります。

出勤前やひと仕事する前には

湯温 42~43度の熱めのお湯、または熱いシャワー
時間 短時間。長湯は禁物です。
入浴法・効果 交感神経が刺激され神経が緊張し、ホルモンの分泌が盛んになって気分がシャキッとします。


インフルエンザの流行期に入りました
~インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から~

インフルエンザ予防接種はお早めに!!

ワクチンが十分な効果を維持する期間は、接種後2週間から約5ヵ月とされていますので、すみやかに予防接種を受けましょう。

もしも、インフルエンザワクチンが接種できなくても慌てないようにしましょう。
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 まずはご自身での健康管理に努めましょう。


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きっちり手洗い、しっかり加熱でノロウイルス食中毒の予防を!