お知らせ
2018年2月7日更新

●寒い季節の健康対策① 乾燥からお肌を守ろう

 外では冷たい風にさらされ、家や職場では暖房がつきっぱなし。最近なんだかお肌がカサカサするなぁと感じることはありませんか?
 冬はもともと空気が乾燥しているのに加え、暖房でさらに水分が失われるため、肌のトラブルが起きやすい季節です。

 乾燥や荒れは、ひどくなる前にケアすることが大切。家庭で簡単にできるケアを取り入れて、乾燥する季節を乗り切りましょう。

スキンケア

家庭でできる乾燥肌対策

 乾燥肌はかゆみを伴うこともあるため、我慢できずについついかいてしまっていませんか?かいてしまうと、皮膚の表面が傷ついて炎症を起こし、さらにかゆくなるという悪循環に陥ります。
 乾燥を起こしにくい生活を心がけ、適切なケアで肌に潤いを与えましょう。

●お風呂に入るときは、熱すぎるお湯に浸かったり、長湯をしない

お風呂

 40度以上の熱い湯は皮脂を流す原因になるので、お湯の温度は低めにしましょう。ぬるま湯にゆっくり入ると、血行が改善され、肌に潤いを与えます。熱い湯での長時間のシャワーや、ボディーソープなどの使い過ぎは避けましょう。

●洗顔するときの温度は31℃にしよう

洗顔

 洗顔後のツッパリ感は、肌の水分が奪われている証拠です。体温より低めの31℃のお湯で、優しく洗いましょう。洗顔料にほんの少しベビーオイルを入れるのもおすすめです。
 洗顔後は化粧水や乳液ですぐに保湿しましょう。


●水仕事をするときは、手袋を使おう

水仕事

 台所用洗剤は原液のままではなく、10倍程度の水で薄めて使うのがおすすめです。手荒れの症状があるときやお湯で洗うときは、綿の手袋にゴム手袋を重ねて使い、手を保護しましょう。

●暖房を使うときは、濡れタオルなどで保湿しよう

濡れタオル

 暖房を使うときは、温風が肌に直接当たらないようにし、加湿器で湿度を調整しましょう(目安は50%~60%程度)。
 加湿器がない場合は、水で濡らしたタオルをしぼり、部屋にかけておくだけでもOKです。

 

とにかく保湿をすることが大切!

 肌のかさつきは肌表面の角質層の乾燥によるものなので、顔も体もまずは保湿をすることが大切です。洗顔後や入浴後には、ローションなどで保湿しましょう。放置しておくと肌の水分量はどんどん減少するので、できるだけ早く保湿をすることが大切です。
 夜眠れないほどのかゆみを感じる場合は、セルフケアに頼らず皮膚科を受診しましょう。



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