お知らせ
2018年2月9日更新

●寒い季節の健康対策② 花粉症対策できていますか?

 2月に入り、そろそろ花粉に悩まされる時期になってきました。日本気象協会の今年の花粉飛散予測では、東海地方の飛散量は例年よりやや多めとなっています。

 スギ花粉は2月上旬頃から飛び始めますが、飛散開始日と認められる前から、わずかな量が飛び始めます。ピークを迎える前に、しっかり対策を行っておきましょう。

花粉症対策

花粉の飛散量が多いのはどんなとき?

 スギ花粉は2~4月、ヒノキ花粉は3~5月が飛散時期になります。
 天候や時間によっては、より飛散量が多くなることがあります。
テレビやインターネットで花粉情報をチェックし、飛散量が多いときはなるべく外出を避けるようにしましょう。

<花粉飛散量が多くなるとき>

花粉飛散量が多くなるとき
  • 晴れて気温が高い日
  • 空気が乾燥し、風が強い日
  • 雨上がりの翌日や、気温の高い日が2~3日続いたあと
  • 昼前後(気温が上がり午前中にスギ林から飛び出した花粉が、数時間後に都市部に到達するため)
  • 日没後(上空に上がった花粉が日没後に地上に落下するため)

外出時の花粉対策

●外出時はマスク・帽子・メガネを着用しよう

マスク・帽子・メガネ

 外に出かけるときは、花粉との接触を避けるために、マスク・帽子・メガネなどを着用しましょう。コンタクトレンズはレンズに直接花粉がついてしまい症状が悪化する可能性がありますので、メガネを使用するのがおすすめです。


帰宅時

●帰宅したら玄関で花粉を落とそう

 衣類や髪、持ち物についた花粉は、室内に持ち込まないようしっかり外ではらいましょう。また、家に入ったら、すぐに手洗い、うがい、洗顔をして、体についた花粉を落としましょう。

家の中での花粉対策

●なるべくドア・窓は閉めておき、こまめに掃除しよう

家の中での花粉対策

 花粉の飛散量が多いときは、ドアや窓を閉めて、花粉の侵入を防ぐことが大切です。
 しかし、防いでいるつもりでも、室内にはかなりの花粉が侵入しています。カーペットは掃除機をしっかりかけ、床がフローリングであれば毎日拭き掃除を行うと効果的です。


掃除機

●布団を外に干すのは控えよう

 外に布団を干すのは避けて、布団乾燥機などを活用しましょう。どうしても干したいときは、花粉の飛散量が少ない午前中に干して、取り入れる際はしっかり花粉をはたいてから取り込みましょう。さらに布団の表面を掃除機で吸うと効果的です。

枕元

●枕元の花粉を拭き取ろう

 寝ているときに花粉を吸いこまないように、枕まわりの約1mぐらいを水で少し湿らせたティッシュやタオルで拭き取りましょう。



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