2018年3月12日更新
●花粉症もジェネリック医薬品に切り替えましょう
毎年この季節になると、多くの方を悩ませる花粉症。シーズン前の早期に受診して十分な予防をしたいものですね。費用面でも負担が少ないジェネリック医薬品なら、お薬代をリーズナブルに抑えることが可能です。
今年はジェネリック医薬品を賢く使って、花粉症シーズンの医療費を節約してみましょう!
◆◇◆ ジェネリック医薬品はどうして安くて安全なの? ◆◇◆
ジェネリック医薬品とは、新薬の特許が切れた後に他の医薬品メーカーが開発した、同じ主成分で、品質や効能も同等の処方薬のことです。新薬に比べて、開発にかかる期間やコストが少ないため、価格も2~5割程度と安く抑えることができます。
しかも厚生労働省が定めた試験をクリアして、新薬と同等であることが証明されたものだけが販売されているので、誰もが安心して服用することができます。
また、ジェネリック医薬品は誰もが飲みやすいように、大きく飲みづらい錠剤を小さくしたり、コーティングなどで苦味を少なくしたり、薬の形を変更したりと、さまざまな工夫がされているものもあります。
新薬とジェネリック医薬品の差額がわかります!
「かんたん差額計算」サイトで、現在処方されている薬の製品名を入力すると、ジェネリック医薬品に切り替えた場合にどれくらい薬代を安くできるか調べることができます。
◆◇◆ ジェネリック医薬品に変更するにはどうしたらいいの? ◆◇◆
ジェネリック医薬品に変更したい場合、まずはかかりつけの医師や薬剤師に相談をしてみましょう。
すべての医薬品にジェネリック医薬品があるとは限りませんし、治療方法によっては使用することができない場合もあるため注意が必要です。
直接伝えにくいときは、「ジェネリック医薬品お願いカード」などをお使いください。
「セルフメディケーション税制」をご利用ください
セルフメディケーション税制とは、適切な健康管理の下で医療用医薬品からの代替を進める観点から、医療費控除制度の特例として施行された制度です。
健康の維持増進および疾病の予防のために健診や予防接種等を受けていて、かつ、制度対象となるOTC医薬品の年間購入額が12,000円を超える場合、確定申告を行うことにより、12,000円を超えた額(上限金額88,000円)をその年分の総所得金額等から控除することができます。(医療費控除と同時に利用することはできません。)
対象となる医薬品を購入したときは、レシート・領収書に対象商品であることが明記されます。確定申告の際に必要になりますので、大切に保管しておきましょう。
インフルエンザの流行期に入りました
~インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から~
インフルエンザ予防の基本は、毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけることです。
睡眠不足や疲れにより、免疫力が下がるとインフルエンザに罹りやすくなります。
まずはご自身での健康管理に努めましょう。