2018年4月16日更新
●花粉シーズンを上手に乗り切る!この時期の花粉と対策
今の時期、スギ花粉の飛散が終わりに近づき、ヒノキ花粉のピークを迎えています。
今年はヒノキ花粉の飛散量がここ数年にないほど多量となっており、昨年よりも苦しい思いをしている方も多いのではないでしょうか。
外出時のマスクや服薬などを忘れずに、少しでも快適な春を過ごせるよう、しっかり対策をしていきましょう。
食べるとアレルギー反応が!? 花粉症の人はこの食べ物に要注意
花粉症の方が果物や野菜を食べたとき、口の中がピリピリしたり、かゆみやのどの奥がつまるような感じがする症状があらわれることがあります。
これは「口腔アレルギー症候群」と呼ばれ、特定の果物や野菜に含まれるアレルギーを起こす原因物質(アレルゲン)が、花粉のアレルゲンと構造が似ているため起こるアレルギー反応です。
花粉症の方は、食べ合わせにも注意しましょう。
花粉と関連があるとされる果物・野菜 | ||
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スギ花粉 | ブタクサ花粉 | ヨモギ花粉 |
トマト |
スイカ、メロン バナナ、ズッキーニ キュウリ |
ニンジン、セロリ |
腸内の環境を整えて、花粉症の症状をやわらげよう
花粉症は「免疫バランスのくずれ」が大きな原因で、その要となるのが"腸"!
腸内環境が良好のときは、善玉菌の働きが活発になり、免疫細胞の防御システムがスムーズに働いてくれます。
逆に腸内環境が悪くなると悪玉菌の数が増加し、免疫バランスが崩れ、くしゃみや鼻水などアレルギー症状を引き起こすといわれています。
免疫バランスを整えるために有効とされているのが「乳酸菌」。ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌を摂取することで、善玉菌が増え、正常な状態に戻ります。
花粉シーズンに「ヨーグルトを食べましょう」と耳にするのは、こういった理由があるからです。