2018年7月6日更新
●明日は七夕、七夕を楽しみましょう
「七夕」というと、みなさんはどんなイメージを思い浮かべますか。
織姫と彦星が年に一度だけ会えるロマンチックな日という話の他にも、短冊にいろいろな願い事を書いて笹や竹に飾ることは、広く親しまれている風習ではないでしょうか。
この願い事を書く風習はいつからあるのか、どんな意味があるのか、知っておくと七夕をさらに楽しめるかもしれません。
短冊に願い事を書くのは江戸時代から
七夕が全国に広まり、笹竹に短冊をつるして願い事をするようになったのは江戸時代からだといわれています。「寺子屋」の増加とともに庶民も手習い(読み・書き・そろばん)をするようになると、上達を星に願うようになったのです。
笹竹は古くから厄よけの力を持つ聖なる植物とされており、この力によって願いが叶うと信じられていたようです。
五色の短冊の意味
『五色の短冊、私が書いた~』と歌にあるように、七夕の短冊には、中国の「陰陽五行説」という考え方にちなんだ五色が使われます。
願い事を書くときは、願いに合った色を選び、「~になりますように」ではなく、「~する」と断言する形で書いてみましょう。
断言することで、その願いを叶えようとして、無意識のうちに自分の行動が変わっていくそうです。
■青 自分自身の成長を願うとき
■赤 両親や先祖への感謝を表すとき
■黄 友人との仲や、人間関係の向上を願うとき
■白 運動や禁煙など、目標を決めてやり通したい
事があるとき
■黒 学校での成績アップや資格取得など、
学業に関する目標があるとき
夏本番を前に気温がぐんぐん上昇する7月。暑さに体がまだ順応できていないこの時期に、注意したいのが「熱中症」です。予防方法を把握し、日常的に気をつけることで「熱中症」を防ぐことができます。
慣れない暑さに無理せず、今年の夏も元気に過ごしましょう。