2018年7月30日更新
●夏の健康管理③ 8月1日は「土用丑の日」。
しっかり食べて夏バテを防ごう
「土用丑の日」と聞くと"うなぎを食べる日"と思いつく人も多いでしょう。
今年は、8月1日(水)も土用丑の日にあたります。
栄養不足で夏バテにならないためにも「うなぎ」はぴったり。疲労回復などに効果があるビタンミンA、B群が豊富に含まれ、スタミナ不足にはもってこいの食材です。
なぜ「土用丑の日」にうなぎを食べる
習慣ができたの?
その由来については諸説ありますが、最もよく知られているのは平賀源内の発案による説です。
江戸時代、うなぎ屋が夏にうなぎが売れず困っていることを平賀源内に相談したところ、「"本日丑の日"と書いて店に貼る」というアドバイスをしたそうです。すると、その貼り紙効果でうなぎ屋は大ヒット!これを真似するうなぎ屋が続出し「土用丑の日にうなぎを食べる」習慣が定着したというものです。
もともと「丑の日にちなんで『う』の字が付く物を食べると夏負けしない」という風習から、梅干しやうどんなどを食べる習慣があったといわれており、ヒットする後押しになったのかもしれません。
- ビタミンA
- ビタミンB
- ビタミンD
- ビタミンE
- カルシウム・鉄分
- DHA・EPA
- コラーゲン
体の抵抗力を高める、目の働きに良い効果をもたらす
疲労回復、口内や髪、爪、皮膚など粘膜系の健康維持に効果的
カルシウムの吸収を助ける
高い抗酸化作用をもち、老化防止に役立つ
骨や歯、血液に必要な栄養素
動脈硬化などの生活習慣病を予防
肌の張りを良くする、血管を柔軟にする、がん予防にも効果あり
- 豚肉
- 牛肉・鶏肉
- レバー
- 大豆
疲労回復に必要なビタミンB1とたんぱく質が豊富
体をつくるもとになるたんぱく質やミネラルが豊富
たんぱく質やビタミン類、鉄分をはじめとしたミネラルが豊富
ビタミンB1やミネラル、たんぱく質が豊富
夏バテ予防には栄養素だけでなく、食事のとり方も大切です。
朝・昼・晩の3食を規則正しい時間に食べることで、体内時計を調節し、生活のリズムを整えます。
食べ方も見直してみましょう。