2018年8月3日更新
●今年の夏は猛暑。どう防ぐ?!熱中症対策
今年の夏は例年より暑く、気温35℃を超える「猛暑」といわれる日が7月から続いております。
熱中症を防ぐには、暑さを避け、こまめに水分や塩分をとることが大切です。外出時は水分や帽子の準備はもちろんですが、熱がこもりにくい服装を選ぶことも熱中症対策の重要なポイントとなります。
まだまだ夏本番!暑さに負けず、体調管理をしっかりして、夏を乗り切りましょう。
熱中症にならないために
予防が大切!
- のどが渇かなくてもこまめに水分補給しましょう
- 外出時は体をしめつけない涼しい服装で、帽子や日傘を使いましょう
- 無理をせず適度に休憩をとりましょう
- 部屋の温度をこまめにチェックしましょう
- 室温28℃を超えないように、エアコンや扇風機を上手に使いましょう
- 日ごろから栄養バランスの良い食事と体力づくりをしましょう
もし熱中症になってしまったら
~応急処置のポイント~
- 自分で水分がとれない、意識がなければ救急車を呼びましょう
- 涼しい場所へ移動しましょう
- 衣服をゆるめ、首筋やわきの下、足の付け根などを冷やしましょう
- 塩分や水分を補給しましょう
夏の日ざしは要注意!紫外線対策
~役立つ4つのアイテム~
紫外線を浴び続けると、肌に大きなダメージを与え、皮膚がんのリスクが増大します。
しっかり紫外線対策をして、炎症や老化から肌を守りましょう。
- 帽子
選ぶときは、顔や首など、頭全体を覆ってくれる「つばの広い帽子」が理想です。キャップタイプの帽子は、つばが7cmあれば顔に浴びる紫外線量を60%程度カットできます。 - 日傘
選ぶときは、紫外線を反射する白っぽい色がおすすめです。ただし、日傘を持つ腕は反射した紫外線を浴びていることが多いので、日焼け止めや長袖、アームカバーを併用しましょう。 - サングラス
選ぶときは、できるだけ薄めの色で、レンズが大きく、紫外線カット作用があるものにしましょう。色が濃いものは瞳孔が開くため、紫外線カット作用が不十分だと、かえって逆効果です。 - 日焼け止め
強すぎる日焼け止めはかえって肌に負担がかかる場合もあります。日常生活や、炎天下でのレジャーなど用途によって使い分け、2~3時間おきに塗り直すようにしましょう。
食中毒予防も忘れずに!
三原則は「つけない」
「ふやさない」「やっつける」
気温が高くなる夏季は、食中毒を引き起こす細菌が増えやすく、食品の扱いに注意が必要です。食中毒になると激しい腹痛や下痢などが起こり、場合によっては死に至ることもあるので、しっかり予防しましょう。
- 「つけない」
帰宅したときや食品に触れるときは、必ず手を洗いましょう。調理中も、生の肉や魚などを扱ったときは、こまめに手を洗ってください。石けんを使って念入りに洗うことが大切です。 - 「ふやさない」
調理器具やふきん類は使い終わったらすぐに洗い、最後は熱湯や塩素系漂白剤を使って殺菌しましょう。洗い終わったらよく乾かしてください。包丁やまな板は「肉用」「魚用」などで使い分けるのがおすすめです。 - 「やっつける」
細菌類は加熱すると死滅するので、食品には中心までしっかり火を通しましょう。電子レンジで調理する場合は、途中で混ぜたりして加熱ムラを防ぎましょう。