お知らせ
2018年10月26日更新

●セルフメディケーションやジェネリック医薬品で
   医療費を上手に節約しましょう!

 みなさんは普段からOTC医薬品やジェネリック医薬品を活用していますか?
 かぜや軽いけがなど、軽度な身体の不調は自分で手当したり、病院にかかったときは処方される薬をジェネリック医薬品に切り替えれば、医療費を節約することができます。


 また、「セルフメディケーション税制」も賢く活用できれば、さらに医療費の節約につながります。
 この機会に、あらためてセルフメディケーションやジェネリック医薬品について確認しておきましょう。

「セルフメディケーション」をご存知ですか?
セルフメディケーション WHO(世界保健機関)では、セルフメディケーションを「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当すること」と定義しています。


 普段からしっかり健康管理を行い、かぜをひいたときなどはOTC医薬品を上手に利用して自分で手当をすることで、医療費をおさえることができます。

 平成29年1月からセルフメディケーションを国として推進するため、セルフメディケーション税制がスタートしています。今までは医療費控除の対象でなかった方も、この制度により控除の対象となる可能性がありますので、ご家族の分も含めて医療費をもう一度チェックしてみましょう。


セルフメディケーション税制をご利用ください!

◆ 対象期間

平成29年1月1日~平成33年12月31日

◆ 申告対象となる人

 申告できるのは、対象となる1年間(1月~12月)において、以下の3つの事項すべてに該当する人です。

  • 所得税、住民税を納めていること。
  • 対象となる医薬品の年間購入額が12,000円を超えていること。
  • 健康の保持増進や病気の予防への取り組みとして、以下のいずれかを受けていること。
    • 定期健康診断(事業主健診)
    • 健康診査
    • 特定健康診査(いわゆるメタボ健診)または特定保健指導
    • がん検診
    • 予防接種
    通常の医療費控除との併用はできません。どちらを利用するかはご自身で選択することができます。

◆ 対象となる医薬品

セルフメディケーション税控除対象 医師によって処方される医療用医薬品から、ドラッグストア等で購入できるOTC医薬品に転用された医薬品(いわゆるスイッチOTC医薬品)が対象となり、対象商品のパッケージに右のような識別マークが表示されます。

 対象商品などは厚生労働省のホームページで確認することができます。

セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)について(厚生労働省)

ジェネリック医薬品は、あなたの味方です

 病院で処方される薬には、「新薬」と「ジェネリック医薬品」があることをご存知ですか?
 通常処方されるのは新薬ですが、ジェネリック薬品に切り替えると、お薬代を節約することができます。

 ジェネリック医薬品とは、新薬の特許期間が終了した後に同じ成分で作られる薬のことです。開発に膨大なコストがかからないため、安く提供されています。

 厚生労働省の厳しい検査をクリアしており、効果や品質、安全性は新薬と同等なので、安心して使用することができます。

ズバリ、どのくらい安くなるのか知りたい方は…

 現在服用している薬の製品名を入力すると、ジェネリック医薬品に切り替えた場合にどれくらいお薬代が安くできるかを調べることができます。

「かんたん差額計算」はこちら
ジェネリック医薬品 自己負担額が軽減されます

不安な方は、まずは「お試し調剤」で!!
切り替えたい

 いきなりジェネリック医薬品に変えてしまうのは不安、という方は、「お試し調剤(分割調剤)」 というしくみで1~2週間ほど、ジェネリック医薬品を試してみることができますので、ご利用ください。

インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から

 毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。

インフルエンザ予防接種はお早めに!!

ワクチンが十分な効果を維持する期間は、接種後2週間から約5ヵ月とされていますので、流行前の遅くとも 12月中旬 までには予防接種を受けましょう。


関連項目はこちら