2019年2月8日更新
●まだまだ寒いこの時期
インフルエンザ・ノロウイルスにご注意を
愛知県では昨年末の12月27日に「インフルエンザ警報」が発令されました。流行はピークを迎えつつあり、しばらくは患者数の多い状態が続くことが予想されます。
インフルエンザと同じく冬に流行することが多いノロウイルスは、12月~翌年1月中にピークを迎えることが多いものの、引き続き注意が必要です。感染が疑われる場合は、早めに病院へ行きましょう。
感染症に負けないぞ!予防&注意のポイントをおさらい★
インフルエンザ
- 過労を避け、十分な睡眠、栄養、保温を心がけて体調を整えましょう。
- 人ごみへの外出はできるだけ避けましょう。
- こまめにうがい、手洗いをしましょう。
- 室内では加湿器などで適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。
- 咳やくしゃみが出るときは、他の人にかからないようにする、マスクをつけるなどの咳エチケットを心がけましょう。
ノロウイルス
- こまめに手洗いをしましょう。
- 肉や魚介類等の食品の加熱(中心温度が85から90℃、90秒以上)や調理器具の洗浄・消毒など、十分に行いましょう。
- 患者の嘔吐物やふん便の処理には、使い捨てのマスク、エプロン、ビニール手袋などを着用しましょう。
インフルエンザへの感染が疑われる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
ノロウイルスは通常3日程度で回復しますが、乳幼児や高齢者は、重症化(脱水症状、嘔吐物が肺に侵入することで発症する肺炎等)することもあるため注意が必要です。
インフルエンザ予防接種を受けても、発症することがあります
インフルエンザの感染を防ぐための手段として予防接種は大切ですが、予防接種さえ打っておけばよいわけではありません。
インフルエンザの予防接種の効果については、
- ワクチンで発症を阻止できるのは一般的に60%程度
- 就学前の小児では20~60%程度
ともいわれており、予防接種に加えて、ひとりひとりが普段からしっかりと予防に気を配り、発症の確率を下げることが重要です。
インフルエンザの流行期に入りました
~インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から~
インフルエンザ予防の基本は、毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけることです。
睡眠不足や疲れにより、免疫力が下がるとインフルエンザに罹りやすくなります。
まずはご自身での健康管理に努めましょう。