2019年7月8日更新
●いよいよ夏本番!ポイントを押さえて熱中症を防ごう
梅雨明け後の7月・8月は、熱中症で搬送される人が特に多い時期です。水分補給など、普段から気を配っていますか?
熱中症は、正しい知識と行動で、100%防げる病気です。
熱中症を防ぐために、日常生活の中で気を付けたいポイントについて、あらためて確認しましょう!
熱中症を引き起こす3つの要因
-
- 高温・多湿
- 風が弱い
- 日差しが強い
- 急な暑さ
環境
-
- 激しい運動
- 慣れない運動
- 長時間の屋外作業
- 水分補給がしにくい
行動
-
- 高齢者、乳幼児、肥満
- 障害、持病
- 低栄養状態
- 体調不良
体
まずは熱中症を引き起こす要因について理解しましょう。一人一人が要因を理解し日常生活の中で意識することで、十分に防ぐことができます。
熱中症にならないための5つの行動
- 通気性のよい
衣服 - 日差しを
避ける - こまめな
水分補給 - 暑い日は
頑張りすぎない - 十分な
睡眠
条件さえ重なれば、健康な人でも室内でも熱中症は発症します。通勤電車の中で発症したケースも、実際に起こっています。
その日の気温や体調、今いる場所の空調など、環境や体を意識して、必要な行動をとるようにしましょう。
高齢者の熱中症の原因となる4つの特徴
- 暑さを
感じにくくなる - 行動性体温調節
が鈍る - 熱放散能力の
低下 - 体液量の
低下
高齢者、乳幼児など、熱中症にかかりやすい人を「熱中症弱者」といいます。特に高齢者の場合、乳幼児に比べて発覚が遅れるケースが多く、より注意が必要です。
なぜ高齢者は熱中症を発症しやすいのか、その特徴を理解し、熱中症対策につなげましょう。