2019年11月1日更新
●うつらない!うつさない!
インフルエンザ予防について確認しましょう
日ごと寒さがつのり、体調を崩しやすい時期になりました。みなさん、インフルエンザの予防接種はお済でしょうか。
すでに、患者数が流行入りの目安を超えた地域や、学級閉鎖の報告もあります。本格的な流行期を迎える前に、インフルエンザの発症・拡散の予防について、改めて確認しましょう。
予防1
まずは基本の手洗い・うがい・咳エチケット
「手洗い」のポイント
- 指と指の間、手の甲や手首回りもしっかりと
- 指先や爪の間など、細かい部分は念入りに
- 洗った後は、清潔なタオルなどできちんと拭く
「うがい」のポイント
- はじめに口内をゆすぐ
- のどの奥は、上を向いて15秒ほどガラガラと
- のどの奥のうがいは、2~3回繰り返して念入りに
「咳エチケット」のポイント
- マスクは鼻・口・あご周りなどすき間ができないように
- インフルエンザにかかったときは、解熱後も2~4日はマスクを着用
- 咳やくしゃみのときは、ティッシュや服の袖などで口と鼻を押さえる
予防2
適度な保湿で、ウイルスの活性化を防ぐ
湿度が40%以下になるとインフルエンザウイルスが活発になり、感染力が高まります。また、乾燥により、のどの粘膜の防御機能は低下します。
加湿器を使う、マスクを着用するなどして、のどや鼻の乾燥を防ぎましょう。
知っていますか?歯磨き・口腔ケアでインフルエンザ予防
「歯磨き・口腔ケア」がインフルエンザの予防に有効であることをご存じですか?
口腔内が不衛生な状態だと、口の中の細菌はウイルスが粘膜へ侵入しやすくなる酵素を出します。その結果、インフルエンザに感染しやすくなると考えられています。
特に高齢者は、口腔内の雑菌が増殖しやすい傾向にあります。正しい口腔ケアを心がけて、インフルエンザ予防に役立てましょう。
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。