2020年2月20日更新
●令和2年度「健康診断・保健指導」並びに
「歯科健診」のご案内について
当組合では、被保険者様並びにご家族の皆様方に安心して健康診断を受けていただけるよう、環境整備に努めております。
現在国は、当組合などの医療保険者に対し、当該年度中に40歳以上(令和2年度の場合は昭和56年3月31日以前に生まれた方(内、当該年度4月1日現在の加入者))の被保険者並びに被扶養者の方を対象に特定健診・特定保健指導の実施を義務付けており、国の設定した目標値の達成の如何によって、75歳以上の後期高齢者医療制度への支援金(令和2年度予算ベースで年間約11億円の負担)が最大10%の加算・減算される仕組みで、組合財政を左右する要因となっております。
特に、被扶養者様の健診実施率と特定保健指導の実施率向上に努めてまいります。
被扶養者の健診実施率向上のため、愛知県内の健康保険組合等と共催で巡回健診の実施も予定しております。
特定保健指導についても、健康保険組合連合会の組合サポート事業(大日本印刷と日本予防医学協会の共同)を活用し、スマホアプリを使用した、「遠隔特定保健指導」をあわせて実施いたします。
当組合の特定健診・特定保健指導の実施状況(平成30年度実績)
30年度実績 | 国の目標値 | ||
---|---|---|---|
特定健診 | 被保険者 | 92.0% | 85% |
被扶養者 | 35.4% | ||
合計 | 77.0% | ||
特定保健指導 | 14.3% | 30% |
令和2年度の健康診断・保健指導は次のとおりです
変更事項
(1)新規契約健診機関
【愛知県】
・刈谷医師会臨床検査センター健診センター(刈谷市)
・あらかわ医院健診センター(尾張旭市)
(2)契約解除健診機関
【北海道】
・札幌南三条病院(札幌市)
(3)特定健診被扶養者実施率向上に向けた「巡回健診」の実施
詳細は改めて事業主様及び対象者様へご案内いたします。
健康診断の目的と意義
● 生活習慣病やガンなどを予防・早期発見する
現在、日本人の死因の上位を占める心臓病、脳卒中などの誘因となっているのが、糖尿病、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)といった生活習慣病です。 この病気の多くは加齢に加え、日頃の生活習慣の積み重ねにより発症することが明らかになっています。
そこで、生活習慣病の予防策として、また、早期治療が肝心となる各種ガンなどの早期発見のためにも、定期的に健康診断を受けることが重要となります。
● 体の状態を調べて生活習慣の改善につなげる
健康診断は、健康の保持・増進のためにその時の健康状態を調べ、からだ全体から情報を得ることが主な目的であり、病気のみを発見するために実施するものではありません。
もし、健康診断で病気などの予兆となるものがみられれば、再検査や保健指導などの事後フォローを受け、その要因を分析し、病気を予防するために生活改善から取り組んでいく必要があります。
当組合では、健康診断の結果を皆様方の健康づくりに活かしていただけるよう、事後フォロー体制を整え、健康管理をトータルにサポートしていきます。
ぜひ、毎年定期的に健康診断を受検していただきますよう、お願いいたします。
第一次健康診断・保健指導の実施方法
種別 | 対象者 | 実施 回数 | 一部負担額 | |
---|---|---|---|---|
第 一 次 健 診 |
1.基本健診 | 満35歳未満(満30歳を除く)の被保険者および被扶養者 | いずれか 1つを 年1回 |
3,000円 |
2.総合健診 (男性) (女性) |
満30歳および満35歳以上の被保険者および被扶養者 | 8,000円 | ||
3.特定健診 | 満40歳以上の被扶養者 | 無料 | ||
4.人間ドック | 満35歳以上の被保険者および被扶養者 | 補助限度額 外来 10,000円 入院 20,000円 |
種別 | 対象者 | 費用 | |
---|---|---|---|
保 健 指 導 |
1.特定保健 指導 |
30歳と35歳以上の健診受検者を対象に「健診結果」と「標準的な質問票」をもとに特定保健指導の階層化を行った結果、「動機付け支援」および「積極的支援」に該当された方 | 全額当組合が負担します。 |
2.健診後の 事後指導 |
健診結果で発症の予兆がある方 ※特定保健指導対象者は除く |
①当組合の指定健診機関実施分 全額当組合が負担します。 ②補助実施分 当組合が定めた額を限度として補助します。 |
|
3.追求検査 | 要精・再検および経過観察対象者等 |
令和2年度における対象者の生年月日
※ 満35歳未満…昭和61年4月1日以降に生まれた方
※ 満30歳…平成2年4月1日~平成3年3月31日までの間に生まれた方
※ 満35歳以上…昭和61年3月31日以前に生まれた方
※ 満40歳以上…昭和56年3月31日以前に生まれた方
令和2年度の歯科健診は次の通りです
お口の健康チェックと歯周病予防のために歯科健診を!
厚生労働省の「健康日本21」では、歯の喪失の主な原因疾患であるう触と歯周病について、国民の多くが何らかの症状を抱えていることがわかっています。
また歯の健康づくりにおいても特定健診の質問事項として「食事をかんで食べる時の状況について」が新設され、歯科健診の実施状況なども後期高齢者支援金の減・加算の評価の対象となります。
今後の高齢化を考えるうえで、健全な食生活を維持していくためにも歯の健康状態に注意し、咀嚼(そしゃく)機能の維持・改善をはかっていくことが重要です。
一生、自分の歯で楽しく健康的な生活を送れるよう、年に一度は歯科健診を受け、自身の口腔状態の把握と歯科疾患の予防、並びに早期発見・早期治療を心がけましょう。
歯科健診の実施方法
1.対象者 | 被保険者及び被扶養者 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2.一部負担金 | 500円 | |||||||||
3.実施期間 | 4月~12月まで | |||||||||
4.実施機関 |
(2)事業所など出張による健診を希望の場合
(3)健保会館にて実施を希望の場合
|
令和2年度各種健診の一部負担金、申込方法、実施方法などについて
(各関連ページは3月末に令和2年度実施内容に更新します)
新型コロナウイルス関連肺炎に備えよう
「新型コロナウイルス関連肺炎」が、中国から世界中に感染が拡がっています。
WHOは緊急事態を宣言し、国内でもヒトからヒトへの感染が認められ感染拡大が懸念されています。
予防には、かぜやインフルエンザと同じように、手洗いやせきエチケットなどの感染症対策を行うことが重要です。
気になる症状があるときは?
新型コロナウイルスへの感染が疑われる場合は、あらかじめ保健所や医療機関に電話連絡し、マスクを着用して受診しましょう。
問い合わせ先
地域の保健所や各自治体が設ける専用相談窓口
厚生労働省 電話相談窓口(コールセンター)
TEL:0120-565653(フリーダイヤル)
午前9時~午後9時(土日・祝日も実施)
インフルエンザの流行期に入りました
~インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から~
インフルエンザ予防の基本は、毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけることです。睡眠不足や疲れにより、免疫力が下がるとインフルエンザに罹りやすくなります。
まずはご自身での健康管理に努めましょう。
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