お知らせ
2021年11月17日更新

●インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の違いと共通点

 インフルエンザと新型コロナウイルス感染症は、どちらもウイルスによる感染症であり共通点も多いですが、症状や経過など少しずつ異なってきます。

 「自分は大丈夫」と油断していると重症化してしまうこともあるので注意が必要です。

 この冬のダブル流行に備え、違いと共通点について確認しましょう。

違いと共通点

インフルエンザ 新型コロナウイルス感染症
感染経路 飛沫感染・接触感染 飛沫感染・接触感染・エアロゾル感染の可能性もあり
潜伏期間 1~4日間 2~14日間
進行のしかた 急激 ゆるやかだが、急激に重症化することもある
症状 38℃以上の高熱、筋肉痛、関節痛、せき、鼻水など 4日以上続く37.5℃以上の発熱、倦怠感、せき、味覚障害など
治療法 対症療法、抗インフルエンザ薬 対症療法

インフルエンザの特徴は、発症が急激であること

 38℃以上の発熱があり、関節痛や筋肉痛、倦怠感や悪寒などの全身症状が現れることが多いです。

一方、新型コロナウイルス感染症は、
普通のかぜと同様に比較的ゆるやかに発症するケースが多い

 微熱~高熱、せき、関節痛や筋肉痛、頭重感や倦怠感、食欲不振や味覚・嗅覚の異常を感じる、といった症状が続いた後、約1週間で回復していきます。
 無症状の人もいる一方で、急激に重症化することもあり、注意が必要です。

 症状が少しでもある場合は、しっかりと家で休むようにしましょう。感染の疑いがある場合は、かかりつけ医へ相談または受診・相談センターへ連絡しましょう。

受診・相談センターの連絡先はこちら(厚生労働省)

POINT

新型コロナウイルス感染症に備えよう

 「新型コロナウイルス感染症」が、世界中に拡がっています。
 WHOは緊急事態を宣言し、国内でもヒトからヒトへの感染が認められ感染拡大が懸念されています。

 予防には、一人ひとりができることから始め、かぜやインフルエンザと同じように、手洗いやせきエチケットなどの感染症対策を行うことが重要です。

気になる症状があるときは?

 新型コロナウイルスへの感染が疑われる場合は、保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」にお問い合わせください。

問い合わせ先

地域の保健所や各自治体が設ける専用相談窓口
厚生労働省 電話相談窓口(コールセンター)

TEL:0120-565653(フリーダイヤル)
午前9時~午後9時(土日・祝日も実施)

インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から

毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。

インフルエンザ予防接種はお早めに!!

くわしくはこちらワクチンが十分な効果を維持する期間は、接種後2週間
から約5ヵ月とされていますので、流行前の遅くとも
12月中旬 までには予防接種を受けましょう。

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