2022年2月7日更新
●入浴中に急死?!「ヒートショック」に気をつけよう
高齢者が自宅での入浴中に溺れることによる死亡者数が、交通事故による死亡者数よりも多いことはご存じですか?(令和2年 消費者庁資料より)
今日は、冬の浴室で起こりやすい「ヒートショック」について学びましょう。
ヒートショック とは
ヒートショックとは大きな温度変化により、血圧が急激に上下し、心臓や血管の疾患が起こることです。暖かい部屋から寒い部屋へ移動したときなどに起こります。
特に高齢者は、血圧変動が起こりやすく体温調節機能も低下する傾向があることから、注意が必要です。
ヒートショック を防ぐ
ヒートショックは、もっとも起こりやすい「入浴」の他にも、トイレや廊下など、温度差があればどこででも起こりえます。
下記のような対策で、ヒートショックによる事故を防ぎましょう。
- 入浴前に、浴室・脱衣室を暖める
- 湯温設定は41度以下、浴槽につかる時間は10分以内
- 入浴前に家族に一言かける
- 住宅の断熱性を高める
- トイレ・廊下・玄関を暖める
新型コロナウイルス感染症に備えよう
「新型コロナウイルス感染症」が、世界中に拡がっています。
WHOは緊急事態を宣言し、国内でもヒトからヒトへの感染が認められ感染拡大が懸念されています。
予防には、一人ひとりができることから始め、かぜやインフルエンザと同じように、手洗いやせきエチケットなどの感染症対策を行うことが重要です。
気になる症状があるときは?
新型コロナウイルスへの感染が疑われる場合は、保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」にお問い合わせください。
問い合わせ先
地域の保健所や各自治体が設ける専用相談窓口
厚生労働省 電話相談窓口(コールセンター)
TEL:0120-565653(フリーダイヤル)
午前9時~午後9時(土日・祝日も実施)
インフルエンザの流行期に入りました
~インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から~
インフルエンザ予防の基本は、毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけることです。睡眠不足や疲れにより、免疫力が下がるとインフルエンザに罹りやすくなります。
まずはご自身での健康管理に努めましょう。
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