2010年5月31日掲載 |
●世界禁煙デー2010、「女性と子どもをたばこの害から守ろう」
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毎年5月31日は「世界禁煙デー」です。 2010年「世界禁煙デー」についてWHOでは、 「ジェンダーとたばこ〜女性向けのマーケティングに重点をおいて〜」 (Gender and tobacco with an emphasis on marketing to women) とスローガンを掲げています。 世界禁煙デーは、たばこと健康の問題について、関心と理解を深める日とされています。 また、厚生労働省では、世界禁煙デーに始まる一週間を「禁煙週間」と定めています。
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女性の喫煙は男性以上に人体への影響が大きく危険です。 もしも、女性が喫煙を始めるならば、まず女性ホルモン分泌を邪魔し、不妊や生理不順の原因になります。 さらに、骨粗しょう症や貧血の原因、老化を早め、皮膚組織を破壊、顔面の皮膚温度低下、血流低下による肌荒れ・しみ・活性酸素によるしわ・たるみ・煙やヤニによる声がれ、歯の黄ばみ、口臭の悪化など、美容面でも、たばこは女性に大敵です。 また、妊娠中にたばこを吸うと胎児が慢性的な低酸素状態になり、胎盤早期剥離流産、早産、子宮内での発育不全、低体重などの原因となります。 さらに、母乳に含まれるニコチン濃度は、血液ニコチン濃度の3倍以上で、乳幼児突然死症候群の危険性も2〜4倍に上がります。母親の喫煙は、子どもの言語や行動機能にも悪影響を及ぼし、肺炎、気管支炎、喘息、中耳炎などの原因ともなります。 親が喫煙する家庭では子どもがたばこになじみやすく、将来の喫煙率が高くなります。母親はもちろんのこと、父親の喫煙も子どもへの悪影響は大です。 |
平成22年5月31日〜6月6日まで 「禁煙週間」 2010年のテーマ 「女性と子どもをたばこの害から守ろう」 |
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