お知らせ
2012年1月6日掲載
●滋養豊かな七草を食し、一年の無病息災を願う

 1月7日は「七草粥」の日です。お正月の餅三昧で疲れた胃を休ませるために、江戸時代から定着したといわれている習慣で、一年の厄払いと健康を祈願し、7日の朝に食されるようになりました。
 セリ、スズナ、ナズナ、スズシロ、ホトケノザ、ゴギョウ、ハコベラの7つの野草を摘んでおかゆに入れる「七草粥」ですが、最近では「七草パック」となって、スーパーなどでも手軽に野草が手に入るようになりました。
 低カロリーでビタミンやミネラルが豊富に含まれている「七草粥」を食し、今年も健康で元気に過ごせるように祈りましょう。



●七草の効用
「日本のハーブ」と呼ばれる七草ですが、ビタミンを多く含み、たくさんの効用があります。野菜が不足しがちなお正月は「七草粥」を食し、滋養をつけましょう。  
セリ
  消化を助け、食欲を増進させます。また、貧血に有効な鉄分や便秘解消に役立つ食物繊維なども豊富です。
 ナズナ
  解熱、尿の出を良くするなどの効果があります。他にも、血圧を下げる作用もあり、高血圧の予防にもなります。
ゴギョウ 
  たんぱく質・ミネラルが豊富で、風邪予防や解熱に効果があるといわれています。
ハコベラ
  昔はハミガキ粉として使用されるなど、口臭予防効果も。また、たんぱく質やミネラルに富み、整腸作用もあります。
ホトケノザ
  整腸効果があり、高血圧を予防するといわれています。また、食物繊維も豊富です。
スズナ
  消化酵素のジアスターゼが多く含まれ、消化を促進します。また、ビタミンやミネラルも豊富です。
スズシロ
  大根の別名。消化を助け、風邪予防にいいとされています。また、食物繊維も多いので、便秘解消にも効果的です。


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