お知らせ
2012年1月24日掲載
●インフルエンザに警戒を!
  患者数は昨年の8倍以上、愛知が流行の中心になっています。


愛知県に「インフルエンザ警報」が発令されています!
流行にのらないよう、厳重に警戒してください!

学級閉鎖・休校数は昨年の約7倍、
患者数は8倍以上になっています!

  愛知県ではインフルエンザ患者数が急増し、学級閉鎖や休校になった学校が1月23日までに508校と、昨年の7倍近くに上がっていることを発表し、厳重に警戒することを呼びかけています。

  また、今シーズンの累計患者数も9,716人と前年同期に比べ8.6倍になっていて、学校で三学期が始まって急増しています。
  愛知県では昨年12月21日に全国で最も早く「インフルエンザ警報」を出しており、早い時期からの流行で、愛知が今年の流行の中心になっています。
 

  学校でのインフルエンザ流行は、やがて家庭内で感染し、
通勤や職場を通し、さらに広まる可能性もあります。
ひとりひとりが社会人として責任を持って手洗い・うがいで予防をし、
人ごみへの外出はできるだけ避け、咳エチケット等につとめ、
これ以上拡大させないよう厳重な警戒をお願いします。



● インフルエンザ 〜予防と重症化を防ぐために〜 ●
@ 過労を避け、十分な睡眠、栄養、保温に心がけ、体調を整えましょう。
A 人ごみへの外出はできるだけ避け、帰宅時には、手洗い、うがいをしましょう。
B 持病のある方のなかには、インフルエンザに感染すると重症化するリスクが高いと判断される方がいます。
特に次の持病がある方は、手洗い、うがい、人ごみを避けるなどして感染しないように注意しましょう。
・ 慢性呼吸器疾患
・ 慢性心疾患
・ 糖尿病などの代謝性疾患
・ 腎疾患
・ ステロイド内服などによる免疫機能不全
C かかった時は、早めに医師の診察を受け、安静を保って、肺炎などの合併症を防ぐよう心がけましょう。 特に、高齢者の方はインフルエンザの症状があまりなくても、長引くと肺炎など重症になる可能性がありますので、かぜの症状が出た場合には早めに医療機関に受診することが大切です
なお、医療機関を受診する際には感染させたり、感染してしまうことがないように、しっかりとマスクをしておきましょう。

▼▼ 確認しておこう!「インフルエンザ」の症状 ▼▼

●インフルエンザの症状
  インフルエンザの最も典型的な症状は、突然38℃からときに40℃以上の高熱を発します。 発熱と同時に悪寒、頭痛、筋肉痛、関節痛や全身の倦怠感がおこります。 続いて咳やくしゃみ、鼻水、喉の痛みといった、風邪と同様の症状も現れます。
  倦怠感などの自覚症状はかなり重く辛いのですが、健康で体力のある人なら安静に保つことにより5日〜1週間で回復します。 しかし、重症化すると肺炎や脳炎、脳症などを起こす危険があるのです。
●通常の風邪との違い
  通常の風邪とインフルエンザとは症状は似ていますが、もっとも大きな違いが「突然の発熱」です。 普通の風邪が喉の痛み、くしゃみ、鼻水がそのまま主症状として続くことが多いのに対して、インフルエンザはまず悪寒、頭痛とともに急に高い熱が出ます。 また関節痛、筋肉痛、強い倦怠感などの全身症状が強いのも、風邪と大きく違うところです。
●インフルエンザの怖さ
  インフルエンザウイルス感染においてもっとも注意すべきは、その感染力の強さと、肺炎や脳炎などを併発して重症化する場合があることです。
  高齢者、呼吸器や循環器・腎臓に慢性疾患を持つ人、あるいは糖尿病のような代謝の持病がある人、また免疫力が弱い人には、特に注意が必要です。
  また子供は中耳炎を起したり、熱性痙攣や気管支喘息を合併する場合があり、さらに深刻なのが急性脳症です。 毎年報告されるインフルエンザ脳症患者50〜200人のうち死亡率は10〜30%にもなり、いまだに原因は不明です。


◆ インフルエンザが大変流行しています ◆

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