お知らせ
2012年3月18日掲載
●見えない「あぶら」 とりすぎていませんか

毎月19日は食育の日です。

そろそろコートを脱ぐ季節です。冬のうちにからだについてしまったお肉が気になりませんか?

太る原因になるといわれる「あぶら」は、少量で高エネルギーです。糖質とたんぱく質は1gあたり4キロカロリーですが、脂質は9キロカロリーと倍以上あります。

新生活がスタートする春、メタボ予防に、夏に向けてのダイエットに、食生活を見直してみましょう!


■見えない「あぶら」 もしかして、とりすぎ?■
  「あぶら」と聞いて思い浮かべるのは、サラダ油など液体のでしょうか、肉の脂身などかたまりのでしょうか。
  現代人のとっているあぶらを分類すると、植物油やマヨネーズ、バターなどの見えるあぶらは約2割強しかなく、約8割弱は肉や魚、乳製品など食材に含まれていたり、外食や惣菜など調理の過程で使われていたりする見えないあぶらだといわれます。
  マヨネーズやバターはつけすぎないようにしていても、見えないあぶらは意識せずにとっているので、あぶらのとりすぎに注意するには見えないあぶらを減らすのがカギです。
  ただし、あぶらは体に必要な栄養素なので、まったくとらないのではなく、多い料理を1品食べたらほかは使わない料理にするなどバランスをとりましょう。

■こんなものにも 「見えないあぶら」■
肉汁はあぶら
焼いたステーキやハンバーグを切ると流れ出る肉汁は、溶け出したあぶらです。特にひき肉はあぶらが見えにくいので、外食や市販の弁当、総菜などには注意しましょう。
ナチュラルチーズにも
ナチュラルチーズは脂質、すなわちあぶらが多めです。パスタにかけるパルメザンチーズは可食部100g中30.8gが脂質なので、かけすぎないようにしましょう。
パンに含まれるバター
デニッシュや菓子パンの生地にはバターがたっぷり練り込まれています。あぶらを控えたいときはパンよりごはんの方がおすすめですが、食べるなら、食パンやフランスパンなどあぶらの少ないパンにしましょう。
市販の弁当・惣菜
マヨネーズやドレッシング、バターなど「見える」あぶらも、市販の弁当や惣菜であらかじめかかっていると「見えにくく」なってしまいます。ドレッシングやソースは食べる前に軽く切るなど控えましょう。
中華料理の「あん」
中華料理では、下調理で材料を素揚げしたり、あんかけの「あん」にあぶらが含まれていたりすることが多いもの。ただし、八宝菜など食材のバランスがよい料理であんが使われているときは、無理にやめず、チャーハンではなく白飯を選ぶといった工夫をしましょう。
菓子は食べ過ぎNG
あぶらで揚げたスナック菓子、生クリームやバターを使う洋菓子、それ自体があぶらを多く含むナッツ類は、食べ過ぎに気をつけましょう。

◆ インフルエンザが流行しています ◆
予防接種をされたからといって安心しないでください。
予防接種はあくまで重症化を抑えるなどの予防策の1つで、
インフルエンザにかからないわけではありません。
1人ひとりが「手洗い」「うがい」「マスクの着用」など予防することが大切です。
◆ ノロウイルスにもご注意ください ◆
厚生労働省ホームページ

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