お知らせ
2012年8月9日掲載
●夏につくる、強いからだ(1)食事編
  「栄養」を意識しよう

暑い日が続いていますが、みなさん、毎日しっかり食べていますか?
そうめんやうどん、そば、冷やし中華、ラーメンなど手軽な麺類だけですませていませんか。
のど越しがよく、食欲のないときでも食べやすい麺類ですが、麺類だけの場合、具だくさんにするなど工夫しなければ、炭水化物に偏ってビタミン類やたんぱく質が不足気味になってしまいます。

私たちのからだをつくるのは食べ物です。夏を乗り切るために、「栄養」を意識して、バランスのとれた食事をしましょう!

★積極的にとりたい栄養素★
ビタミンC
免疫細胞にダメージを与える活性酸素を除去する「抗酸化作用」を持ち、不足すると免疫力が下がって疲れがとれにくくなり、夏風邪をひく恐れがあります。紫外線からお肌を守るためにも積極的にとりましょう!
★ゴーヤ、トマト、カボチャ、ピーマン、かんきつ類など
ビタミンB1
ごはんなど糖質の分解を助けて代謝を促進するビタミンです。疲労物質の乳酸をたまりにくくするため、不足すると疲れやすく夏バテにつながります。
豚肉、うなぎ、オクラ、大豆、穀物の胚芽など
うなぎのアレンジメニューはこちら
たんぱく質
生命活動に欠かせない栄養素であり、不足すると体力を低下させ、夏バテを引き起こしてしまいます。肉・魚・卵・大豆製品などいろいろな食品からとることができるので、麺類を食べるときは、たんぱく質のおかずをプラスしましょう。
★肉(脂肪が多すぎないものがベター)、魚、卵、豆腐、納豆など

★これもおすすめ!夏にとりたい食材★
ナス
夏野菜の代表格「ナス」は、煮ても焼いてもおいしくいただけますが、皮をむかずに食べましょう。
皮には、ポリフェノールの一種の色素成分であるアントシアニン系「ナスニン」が含まれています。アントシアニンは活性酸素のはたらきを抑え、血管を強くして動脈硬化や高血圧を予防するとされ、ナスニンには、LDL(悪玉)コレステロールを下げ、HDL(善玉)コレステロールを上げるはたらきがあるといわれています。
ニンニク、ニラ、玉ネギ
ビタミンB1の豊富な食品と一緒にとりましょう!
ニンニクには「アリシン」という成分が含まれており、これは体内でビタミンB1と結合すると「アリチアミン」となって疲労回復に役立ちます。
一方、ニラや玉ネギに含まれる「硫化アリル」は、ビタミンB1を吸収しやすくして疲労回復を助けます。

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