お知らせ
2012年12月12日掲載
●健康日本21… A栄養・食生活

いよいよ来年度から始まる「健康日本21(第2次)」では、新たな健康課題や社会背景などをふまえて、子どもから高齢者まで 「すべての国民が共に支え合い、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会」を目指しています。
各分野について具体的な目標が示されていますので、みなさんもぜひ、健康づくりに役立ててください。

栄養・食生活

生活習慣病予防のほか、健康維持、生活の質の向上のためにも「食べること」は大切です。
健康なからだのためには、肥満だけでなく、若い女性のやせ、高齢者の低栄養状態にも注意が必要です。

「健康日本21(第2次)」では、適正体重の維持適切な食事に関するものに加え、 社会環境の整備を促すために、食品企業や飲食店、特定給食施設での栄養・食事管理についても目標を設定しています。
栄養・食生活


●太りすぎも、やせすぎも注意●
適正体重とは、もっとも健康的に生活できる理想の体重のことです。肥満はよくありませんが、やせすぎも心身に影響をきたします。
@ 適正体重を維持している者の増加
 (肥満(BMI25以上)、やせ(BMI18.5未満)の減少)
太りすぎも、やせすぎも注意
【現状】 【目標】
20歳〜60歳代男性の肥満者の割合 31.2% 28%
40歳〜60歳代女性の肥満者の割合 22.2% 19%
20歳代女性のやせの割合 29.0% 20%

●野菜多めのバランスのよい食事を●
塩分の摂りすぎに注意し「主食・主菜・副菜」のそろった食事を目指しましょう。
A 適切な量と質の食事をとる者の増加
【現状】 目標】
主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が1日2回以上の日がほぼ毎日の者の割合の増加 68.1% 80%
食塩摂取量の減少 10.6g 8g
野菜と果物の摂取量の増加
 ・ 野菜摂取量の平均値 282g 350g
 ・ 果物摂取量100g未満の者の割合 61.4% 30%

●みんなで食べると美味しいね●
家族がそろって食卓を囲む「共食」は、食事のマナーや家族とのコミュニケーションを育む大切な機会です。
B 共食の増加(食事を1人で食べる子どもの割合の減少)
みんなで食べると美味しいね 【現状】 目標】
朝食 小学生 14.8% 減少傾向へ
    中学生 33.8%
夕食 小学生 2.2%
    中学生 6.9%

C 食品中の食塩や脂肪の低減に取り組む食品企業及び飲食店の登録数の増加
【現状】 【目標】
食品企業登録数 14社 100社
飲食店登録数 17,284店舗 30,000店舗
D 利用者に応じた食事の計画、調理及び栄養の評価、 改善を実施している特定給食施設の割合の増加
【現状】 【目標】
管理栄養士・栄養士を配置している施設の割合 70.5% 80%

★ こちらもご覧ください★

「健康寿命をのばしましょう」をスローガンに、
「適度な運動」「適切な食事」「禁煙」
の3つの具体的なアクションの呼びかけを行っています。


<Smart Life Project 事務局(厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課)運営>


関連項目はこちら

前のページに戻る   このページのトップへ

Copyright © since 2005 名古屋薬業健康保険組合 All Right Reserved.