お知らせ
2012年12月24日掲載
●健康日本21… G糖尿病

いよいよ来年度から始まる「健康日本21(第2次)」では、新たな健康課題や社会背景などをふまえて、子どもから高齢者まで 「すべての国民が共に支え合い、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会」を目指しています。
各分野について具体的な目標が示されていますので、みなさんもぜひ、健康づくりに役立ててください。

糖 尿 病

「糖尿病」および「糖尿病予備群」が増加しています。その数は約2,210万人で、10年前の平成9年と比べてなんと1.6倍にも増えているのです (厚生労働省「国民健康・栄養調査」より)。
ゆるやかに進行し、合併症を引き起こすこともある「糖尿病」。予防のために今一度、ご自身とご家族の生活習慣を見直してみませんか。

「健康日本21(第2次)」では、糖尿病患者の増加の抑制を図るとともに、 重症化を防ぐための血糖値の適正な管理、治療中断者の減少および、合併症の減少などを目標にしています。
糖尿病
★「糖尿病」ってどんな病気?   


●健診で判明したときは、早めの治療を!●
糖尿病は、初期の自覚症状がほとんどありません。そのため合併症をおこして気づく人も多いのです。 糖尿病予備群、または予備群の一歩手前の早い段階からきちんと治療をすることが大切です。
【目標】
@ 合併症(糖尿病腎症による年間新規透析導入患者数)の減少
A 治療継続者の割合の増加
B HbA1cが8.4%*以上の方の割合の減少 *NGSP値。JDS基準値の場合8.0%以上
C 糖尿病有病者の増加の抑制
【現状】   890万人 【目標】  1,000万人
(現在の状況がそのまま続くとした場合1,410万人)

●メタボ予防・改善のために●
「健康日本21(第2次)」では、「特定健康診査・特定保健指導の実施率の向上」を糖尿病と循環器疾患の両方の目標として定めています。
D メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少
【現状】(平成20年度)
1,400万人
【目標】(平成27年度)
平成20年度と比べて25%減少
E 特定健康診査・特定保健指導の実施率の向上
【現状】
(平成21年度)
【全国目標】
(平成29年度)
 ●特定健康診査の実施率 41.3% 70%
 ●特定保健指導の実施率 12.3% 45%

特定健診・特定保健指導を受けましょう
特定健診はメタボリックシンドロームの予防と改善を目的とした健診で、40歳から74歳までの国民すべてが対象となっています。
「自分は病気にならない」とか「面倒だから」などと言わずに積極的に受けましょう。健診・再検査などを受けずに、 発見が遅れると取り返しのつかないことにもなりかねません。

当組合では特定保健指導を整備し、なかなか踏み切れない生活習慣改善に家族みんなで楽しく無理なく取り組める、 きっかけづくりをお手伝いしています。
特定保健指導とは、メタボリックシンドロームの概念を取り入れた生活習慣改善プログラムのことで、保健師や管理栄養士などが皆様の生活習慣にあった改善プログラムを一緒に考えます。
特定健診
特定保健指導

各種健診の検査内容や指定健診機関などは  

平成24年度 健康診断・保健指導について


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