2012年2月5日掲載 |
●病気と上手に付き合おう A花粉症
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花粉が鼻や目に入り、アレルギー反応によってくしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどを引きおこす花粉症。からだには、害を及ぼす異物を排除する免疫機能があり、それによる反応が過剰に生じて症状が出ます。 原因となる植物には、代表的なスギやヒノキのほか、イネ科のカモガヤ、キク科のブタクサなどもあり、春だけでなく夏や秋にも花粉症はおこります。 春はスギ花粉の飛散量が増える時期です。患者さんは早めのケアを心がけ、まだ発症していない人も突然発症することがあるので、油断せずに対策をしましょう。 |
●「花粉症」について知ろう! |
●まめに情報収集を テレビやインターネットなどで毎日の飛散情報を確認し、飛散量が多い日はなるべく外出を控えるなど気をつけましょう。 ●粘膜を守る マスクで鼻やのどをおおいましょう。立体的なタイプで、顔との間にすき間ができにくいものを選んで。メガネも目の粘膜を守るためにおすすめです。 ●花粉をつけない服装に つばの広い帽子をかぶり、長い髪はまとめて入れ込みましょう。 ウールや毛足の長い素材を避け、ツルツルして花粉のつきにくい生地のコートやスカーフを身につけましょう。 ●帰宅後は落とす、洗う 帰宅したら玄関前で服や帽子から花粉を払い落とし、家に入ったら手洗い、うがい、洗顔をして清潔にしましょう。 |
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●花粉症と風邪の症状 |
花粉症の症状は風邪と似ているので間違いやすく、治療が遅れると悪化してしまう恐れがあります。花粉症の場合は鼻水がサラサラしている、目やのどがかゆい、などの違いがあるので注意が必要です。風邪と思い込まず、疑わしいときは耳鼻咽喉科などを受診しましょう。 |
花粉症の治療には、内服薬などを使う薬物療法、鼻の粘膜を取り除いて空気の通りをよくする手術療法、花粉のエキスを少しずつからだに入れて慣れさせ、アレルギー反応を起こさないようにする減感作(げんかんさ)療法があります。 ●初期療法で症状を軽く 薬物療法では、内服薬や点鼻薬、点眼薬を使います。 薬が効き始めるまで1〜2週間かかるものもあり、症状が重くなってから薬を使い始めても、治まるまで時間がかかってしまいます。 そこで、花粉が飛ぶ1週間程度前から薬をのみ始める初期療法が挙げられます。発症を遅らせる、症状を軽くするといった利点があるので、症状が重くなりがちな人は、花粉の飛散開始日をチェックして早めに受診しましょう。 ●ジェネリック医薬品への切り替えを 花粉症には、先発医薬品からジェネリック医薬品に切り替えられる治療薬があります。変更によって薬代を節約できる可能性があるので、医師や薬剤師に積極的にご相談ください。 |
●ジェネリック医薬品は皆様の薬代と国民医療費を減らします!
〜切り替えへのご理解とご協力をお願いいたします〜 |
ご自身で検索できる「かんたん差額計算」サイトをご用意しております。処方されている製品名を入力して、どれくらい薬代を安くできるのか検索してみましょう。 |
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